ハウスメーカーはどこがいい?建売住宅VS注文住宅2020最新版

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「国内のハウスメーカーは多いがどのようなところがあるのか教えて欲しい」

「建売住宅を買いたいがハウスメーカーはどこがいいか知りたい」

「ハウスメーカーは建売と注文住宅のどちらがいいの?」

家は購入すれば一生住むかもしれないので、ハウスメーカーの家が好みになるのかとても重要ですね。

ハウスメーカーはいいのはわかるが、たくさんの会社があるのでどこにすればいいか迷う人もいるでしょう。

今回の記事では、
・ハウスメーカーの評価
・ハウスメーカーの内容と決め方
・ハウスメーカーの建売住宅と注文住宅の特徴
の3点を中心にお話をしていきます。

この記事を読んでいただければ
「あなたの好みにあったハウスメーカー」が明確になりますので、ぜひ参考にしてください。

それではまいります!

ハウスメーカーはどこがいい?

国内のハウスメーカーは100億円以上の売り上げで絞り込んでもざっと30社近くの会社があります。

大手と呼ばれるハウスメーカー以外に地元工務店もあるので、かなりの数の会社が建売住宅をつくって販売していることになるのです。

ここは代表的なハウスメーカーに絞ってどこがあるのか、評価はどうなのか、着工数・坪単価・工法別に見ていきましょう。

建売、注文住宅の代表的なハウスメーカー

建売、注文住宅の代表的ハウスメーカーを会社規模で整理しました。

・1兆円を超える会社は2社で、ダイワハウスとセキスイハウス
・6000億前後の会社は2社で、住友林業と住友不動産
・3000億規模の会社は2社で、ヘーベルハウス(旭化成)とセキスイハイム
・2000億希望の会社は2社で、パナホームと一条工務店
・1000億から2000億未満は3社で三井ホームとタマホーム、ミサワホーム

会社規模だけで建売住宅の良し悪しは判断できませんが、建てたあとのアフターフォローのことを考えると、倒産リスクの心配はないので大手ハウスメーカーは安心できますね。

高い評価のハウスメーカー

頑丈で長期保証があるヘーベルハウス


ヘーベルハウス(旭化成)は、1995年の阪神淡路大震災で火災が多かった地域でも類焼がなく残っていました。

2015年の鬼怒川決壊では他の住宅はほとんどが流されるなかベールハウスだけ残っていたのは記憶に残っています。

どちらの災害も改修は必要ですが、家は倒壊や崩壊しない・洪水で流されなかったので建て直す必要はありません。

ヘーベルハウスの特徴は、頑丈だけでなく長期無料点検でアフターケアが万全なところです。

評価として低いのはデザインの自由度がない部分と価格が高いところで、外観は気にしない・確立された建築手法で安心安全・お金は多少高くても問題ない人はイチオシになるでしょう。

豊富な商品と高い実績のセキスイハウス

セキスイハウスは多くの販売実績があるハウスメーカーで、木造から鉄骨住宅までラインナップが豊富にあります。

地震対策は戸建住宅ではめずらしく免震システムを独自で開発しているのです。

セキスイハウスの価格は高くなりますが、豊富な商品から選べることができるメリットになりますね。

平均的評価のハウスメーカー

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木造軸組工法と呼ぶ木造住宅の一条工務店

一条工務店は木造住宅でも耐震性を強化するために、柱と柱の間にクロスの木をかける筋交いを入れて、柱の接合部分も補強金属を使用しています。

木造住宅は設計の自由度が高くなるメリットがあります。

木造住宅で耐震等級3の住友林業

耐振等級3を木造住宅で実現しているのが住友林業の家です。

※耐振等級3は等級のなかで最も高いクラスで警察署や消防署で適合している水準になります。

木造住宅は鉄骨造より価格は安くなるのが一般的ですが、住友林業の家は鉄骨造とかわらないくらい高い価格になっていました。

国内木造住宅では、トップのハウスメーカーとして実績はあります。

しかし、地元工務店に下請けして品質にばらつきがある点で評価を下げていました。

木造住宅が好みの方でも耐震性を心配される方が多くいますが、耐震等級3の住友林業の家なら安心できるでしょう。

短い工期で光熱費ゼロの家はセキスイハイム


セキスイハイムは、家の大半は工場の生産ラインをとおしているので品質は一定しています。

基礎ができたあとは、搬入されたユニットを現地で組み上げるだけで家の基本はできあがるのです。

太陽光システムを取り入れた家が特徴で、光熱費ゼロ住宅を早くめざしています。

モデル化しているユニットの組み合わせで家をつくるので、自由度はありませんが、短納期で品質が確実なものを選びたい方はセキスイハイムがいいでしょう。

設備や空調システムの充実はパナホーム

パナホームはパナソニックグループ企業のひとつで、水回りや電気設備、空調システムはグループ企業の信頼のある商品を使っています。

鉄骨系のハウスメーカーとしては、少し出遅れている部分があります。

システムキッチンは良いので、キッチン周りを充実させたい奥さんにはいい家になるでしょう。

天井の高い家はダイワハウス

ハウスメーカーで売り上げ1位がダイワハウスです。

CMで男優が天井高の家はいいと宣伝していますが、広告宣伝などプロモーションがうまいハウスメーカーになりますね。

国内トップになるハウスメーカーに住みたい方にはいいでしょう。

蔵のある家はミサワホーム

木造系でもパネルを使って家をつくるミサワホームは、1階と2階のあいだに蔵をつくって人気があります。

蔵は条件をみたせば床面積に含まれないので固定資産税の対象にはならないのです。

立って歩くことはできませんが、ロフトや隠れやのように使えるメリットがありますね。

デザイン性のオーダーの家は三井ホーム

木造住宅でデザイン性が高い家は、迷わず三井ホームになります。

三井ホームの家は、規格はありますがセミオーダーもできるので好みの家にできるのです。

店舗住宅や医院併用で選ばれることが多くあります。

住友林業と同じで地元の工務店に建築させるので品質にばらつきがあります。

持家を新しくリフォームする住友不動産

住友林業と住友不動産は住友財閥から別れた会社で住友グループになります。

住友林業は林業部門から住宅を手掛けるようになり、住友不動産はマンション・新築戸建と、あとチラシ広告でよくあるリフォームの「新築そっくりさん」など不動産全般を手掛けている会社です。

家に住みながらリフォームしたいなら「新築そっくりさん」はおすすめになりますね。

ローコストの注文住宅が欲しかったらタマホーム

ハウスメーカーとしては2000年にできた新しい会社がタマホームです。

大物俳優を使ったCMなどで知名度をあげて全国展開して現在業界ベスト10入りしています。

タマホームの最大の特徴はローコストです。

ローコストと聞けば品質は大丈夫と思うでしょうが、資材調達を徹底的に合理化した結果になるのです。

気になる品質は、耐震性では最高レベルで長期優良住宅の基準を満たしています。

規格モデルはありますが、自由設計にも対応してくれるのがタマホームの家です。

タマホームは短い期間で大きくなったハウスメーカーになるので、営業マンや設計の評価は低くなっていました。

ハウスメーカーを会社規模(社員数・店舗数)で比較

ハウスメーカーの社員数が多くいたとしても、それで家が良いものになるとはいえませんが、企業として社会への影響力が高くなるので倒産リスクは低くなります。

住友林業・約17,800人
積水ハウス・約16,200人
ダイワハウス・約15,700人
住友不動産・約12,900人
セキスイハイム・約10,400人
ミサワホーム・約9,400人
ヘーベルハウス・約6,300人
パナホーム・6,200人
一条工務店・4,500人
タマホーム・2,800人
三井ホーム・2,100人

ハウスメーカーを実績戸数で比較


ハウスメーカーとしての実績戸数の多さは技術力と比例する部分があり重要です。

住友不動産・約120,000戸(新築そっくりさん)
ダイワハウス・約51,200戸
積水ハウス・約49,500戸
ヘーベルハウス・約19,000戸
セキスイハイム・約13,300戸
パナホーム・12,400戸
一条工務店・12,100戸
ミサワホーム・約11,500戸
住友林業・約9,500戸
タマホーム・7,400戸
三井ホーム・5,200戸

ハウスメーカーを坪単価で比較

ハウスメーカー選びの予算を検討するときに必要なのが、建物の坪単価になります。

家族5人だったら4LDKが標準で建坪は約35坪になります。この条件の建物の金額を()に表記しています。※土地代は別です。

・70万から80万円
ダイワハウス、積水ハウス、ヘーベルハウス、三井ホーム、パナホーム、住友林業

(2,450万から2,800万円)

・65万から75万円
ミサワホーム、セキスイハイム

(2,275万から2,625万円)

・55万から65万円
一条工務店

(1,925万から2,275万円)

・50万から60万円
住友不動産

(1,750万から2,100万円)

・40万から50万円
タマホーム

(1,400万から1,750万円)

ハウスメーカーを工法別でチェック

住宅の工法はさまざまのものがありますが、ここでは木造系か鉄骨系にわけて紹介します。

・木造系
住友林業、住友不動産、ミサワホーム、一条工務店、タマホーム、三井ホーム

・鉄骨系
積水ハウス、ダイワハウス、セキスイハイム、ヘーベルハウス、パナホーム

ハウスメーカーの決め方

夫婦2人と子供3人だったら、夫婦・子供3人の各部屋にあてれば4LDKです。

夫婦と女の子2人で年齢に差がなければ子供部屋は1つで2LDKでもいいですね。

将来的な家族構成も考慮した上で広さを決めましょう。

2 LDKで建坪は約26坪・3LDKで建坪は約31坪・4LDKで建坪は約35坪になります。

木造系でも自由度がある家がよければタマホーム、デザインのこだわりはないが耐震性は譲れないのであればヘーベルハウスと評価内容を参考にして、あなたの好みあったハウスメーカーを選びます。

これで建坪とハウスメーカーの坪単価で建物価格の目安がでます。

金額が予算内にあるかどうかで、どこのハウスメーカーだったら購入できか判断ができるのです。

あとは決めたハウスメーカーの展示場に行って、営業に提案見積もりしてもらうといいでしょう。

ハウスメーカーの建売住宅と注文住宅の特徴


ハウスメーカーが手掛ける住宅には、分譲地で既に建築済の建売住宅と、土地は自分で購入したところに家を建てる注文住宅の2つがあります。

建売住宅と注文住宅の特徴を知る上で、何が違うのか流れを見ていきましょう。

ハウスメーカー建売住宅の流れ

・予算・間取りなどの条件が決める

・展示場にいって物件を見学してハウスメーカーを決める。

・ハウスメーカーの建売住宅があれば営業マンと内覧に行く。

・希望の建売住宅があれば契約して引き渡しまで1カ月です。

※住宅がない土地だけの場合は建築から引き渡しまで4カ月はかかります

ハウスメーカー注文住宅の流れ

・どんな家に住みたいか決めます。

・展示場にいって物件を見学してハウスメーカーを決める。

・注文住宅で希望内容を伝えて見積もりしてもらう。

・土地は不動産会社に依頼して探してもらう人もいますが、注文住宅の仕様によっては家が建築できない場合もあります。可能であればハウスメーカーに探してもらうほうがいいでしょう。この期間が3カ月から長くて半年はかかります。

・希望する場所の土地が決まったら、土地購入から注文住宅の設計の仕様をつめて建築に入ります。

引き渡しまで3カ月から長くて10カ月程度はかかるでしょう。※工期は工法や注文している内容によってかわります。

ハウスメーカー建売住宅と注文住宅の価格の違い

建売住宅は土地と建物がセットで販売されています。

ハウスメーカーは土地を買って売れる家を建てて、注文住宅は土地を探してオーダーした住宅を建築するのです。

建売と注文住宅の価格は土地代だけの違いで大差ないと思うでしょうが、建売住宅より注文住宅のほうが高くなります。

建売住宅が注文住宅より価格が安い理由は、
・複数棟の資材を一括発注するので資材が割安
・複数棟に対して管理する人がつくので人件費がかからない

注文住宅は1棟の家に対して材料を仕入れて、それぞれの役割の人がつかないといけません。

あと自分の希望した内容にしてもらうための打ち合わせに多くの時間が必要なのが注文住宅です。

建売住宅と注文住宅のメリットデメリット

建売住宅は信頼できるハウスメーカーが分譲販売している家を簡単に購入できます。

資金段取りも土地付きの住宅購入でいっぺんに住宅ローンの審査を通します。

ただし、自分が建売住宅にあわせることになります。スーツと同じように体をスーツにあわせる感覚ですね。

その点、注文住宅は希望の家をつくることができます。

ただし、工期は希望する条件の打ち合わせ・設計・模型による確認・並行して土地探しで長期間かかるのです。

注文住宅は土地を先に購入して注文住宅を建築していくので、金融機関の審査は2回あります。

1回目の土地購入だけの審査は厳しく、金利は高くなるのがデメリットです。

ハウスメーカーの特徴まとめ


建売住宅ハウスメーカーの決め方は、ハウスメーカー評価内容・会社規模・実績戸数・坪単価・工法などを参考にして、希望条件と予算にあっている会社を選びます。

注文住宅で好みの家はできますが、資金と長期間にわたって家に関する打ち合わができるかが決めるポイントになります。

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