理想の家づくり~理想と暮らしやすさを両立した注文住宅の間取りの作り方

<記事の情報は、2022年5月1日時点のものです>

注文住宅の楽しみと言えば、内装から外観まで好きなようにデザインできること。

でも、自分で決めなきゃいけないから、多くの方がデザイン特に間取り作りで悩みます。

快適な暮らしを作るのは、ずばり間取りです!

そのため、生活や家事のしやすい間取りを意識する必要がありますが、そうすると今度は理想を妥協することに。

ただ、少しばかりのポイントを抑えることで、快適で夢の注文住宅を作れるようになります。

本記事では、経験者の間取りの成功と失敗例、間取りを成功させるポイント、生活スタイル別の作り方などを解説します。

参考にしていただくことで、初めて注文住宅を建てる方でも、間取りの基本知識から作り方まで身に着けられるでしょう。

また本文に入る前に、家づくりにおいて最も重要なことを伝えさせてください。

マイホームを建てたい!と考えたら、何よりも先に始めなければならないことがあります。

それは、「自分の住んでいる場所に対応しているハウスメーカー・工務店の比較検討をみっちり行うこと」です。

ここだけの話、家づくりで後悔している人のほとんどは、この「住宅メーカーの比較」を怠っていたというケースが非常に多いのです。

例えば、住宅展示場で一目惚れした家に決めてしまったり、営業の人の話に流されてしまったり・・・。大金のかかる買い物であるという特性上、取り返しがつかなくなってしまうことも。場合によっては何千万円もの損をしてしまうこともあるのです。

マイホームは人生で一度あるかないかの大きな買い物なので、誰しも絶対に失敗したくはないはず!

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それでは解説を進めていきます。参考にして下さい!

もくじ

経験者から学ぶ、注文住宅で失敗しない間取りの決め方とは

注文住宅を作る時、数多くの実例を見ることが大切。

実例から良いところをマネできれば、同じ間違いを繰り返さないように意識することもできます。

ここからは、実際の間取りに関する経験談を紹介します。

おすすめの間取りと失敗しやすい間取りを知れるので、ぜひ参考にしてください。

取り入れて成功だった!経験者おすすめの間取り

1.動線意識で毎日の家事が楽!

設計者の提案もあり、動線を意識した間取りにしました。

特に、私の希望で毎日の家事が楽になるようリクエスト。

台所仕事と洗濯が同時に行えるよう間取り設計してもらえたので、住み始めてから生活がとっても楽になりました。

【チェックポイント】

動線とは、人が動く経路を線で簡単に示したもの。

たとえば、リビングから寝室までの道や洗面所からキッチンまでの道など。

間取りを作るうえで、動線は絶対に考えるポイントです。

動線を意識しなければ、生活しやすさがなくなります。

そんな大切な動線は、ライフスタイルから考えましょう。

この経験者のように、家事を楽にしたいという願いがあれば、普段の家事の順番を思い出して、間取りを作るのです。

2.ちょっとした工夫で狭い部屋も広々空間に!

通勤のことも考えて、都心に注文住宅を建てました。

問題は敷地が狭かったこと。

狭いながらもゆとりを感じられる生活をしたいと相談したところ、建築家さんは天井を高くする設計をしてくれました。

天井を高くすることで、空間にゆとりが生まれ、狭い面積でも広い印象を感じられます。

特に、リビングで家族全員で座った時は、予想以上にゆったり感を得られたのでびっくりしました。

【チェックポイント】

限られた面積でもゆとりある住宅は作れます。

このケースでも分かるように、最近は大空間・大開口が大人気。

上に空間を持たせることで、限られた面積も十分な広さを感じられます。

3.オープンな空間でコストも削減!


予算と土地が限られていたため、部屋数を少なくした間取りにしました。

間仕切り壁や扉が減らせてコスト削減できましたが、それ以上に仕切りのない間取りに大満足!

どこにいても子供部屋を見渡せますし、何より家族のコミュニケーションが増えました。

空間も広々として、おすすめできる間取りです。

【チェックポイント】

予算を抑えたい方や家族のコミュニケーションを大切にしたい方は、オープンなワンルームスタイルがおすすめ。

部屋を作るための材料費がカットできれば、狭い面積でも広い部屋を作れます。

独立させるのは寝室と洗面所などにして、子供が大きくなれば仕切りや家具で子供部屋を独立させるといいでしょう。

経験者の失敗から学ぶ!注文住宅の間取りで失敗したこと

1.寝室から洗面所までの距離が地味にストレス

空間の広がりやデザインばかり考えてしまいました。

暮らし始めてから感じているのが、寝室から洗面所までの距離が遠いということ。

共働きなので、朝はバタバタするので、寝室と洗面所を行き来するだけで大きなタイムロスになってしまいます。

朝のバタバタから2人ともストレスを感じていて、時々ケンカしてしまうことも。

もう一度、住宅を作るのなら洗面所と寝室の距離は絶対に近くします。

【チェックポイント】

これはよくある失敗ケースですね。

ライフスタイルにもよりますが、寝室と洗面所はセットで考えるのが鉄則。

近くに設置する、もしくはダイレクトにつなげると朝の身支度も楽になりますよ。

2.リビングの日当たりが悪い

家事もしやすく、空間演出も大満足ですが、一点だけ後悔しているところがあります。

それがリビングの日当たりが悪いこと。

家族が最も多くの時間を過ごすのに、居心地が悪いのはマイナスポイント。

利便性ばかり考えてしまい、大切な居心地の良さを忘れてしまったようです。

【チェックポイント】

間取りを考えるうえで、利便性は重要です。

しかし、それよりも大切なのが居心地の良さを追及すること。

特に、家族のスペースは家の中で一番良い場所に設置しましょう。

具体的には、日当たりや視界が良い場所を家族スペースにするといいですね。

3.子供部屋を作り込みすぎた

当時、子供が1人いたので子供部屋を作りました。

しかし、数年後に次男が生まれて、子供部屋の扱いに困ったのです。

子供部屋は狭く仕切りもあるため、将来的に2人が大きくなった時に、部屋の割り当てに困ると思っています。

将来的にはリフォームすることも考えているので、注文住宅作りからちゃんと考えておけばよかったです。

【チェックポイント】

注文住宅を作るメイン層は子育て世代。

そのため、子供部屋を作る人が多いですが、じっくり考えないと失敗の原因になってしまいます。

子供がまだ小さいのなら、子供部屋は柔軟性を持たすのが鉄則。

ゆったりとした子供部屋を作り込まないでいると、兄弟姉妹が増えたり、成長したりしても対処できます。

自分にとって快適な間取りとは?注文住宅で間取りを決める際のポイント

注文住宅の魅力は、自由に家を設計できること。

キッチンの位置やリビングの大きさ、窓の数など全部自由に決められるのです。

部屋の配置のことを「間取り」といいますが、自由勝手に間取りを作っても、快適な住宅になりません。

少しばかりの知識をつけるだけで、快適な生活を送れる間取りを設計できます。

ここからは、注文住宅で快適な間取りを決めるポイントを解説しましょう。

間取りを決める際に「動線」と「目線」を意識する


快適な生活を可能とする間取りを作るポイントはたったの2つ。

  1. 目線
  2. 動線計画:空間を配置しながら、各部屋のつなぎを考えること

目線とは、家族目線や子供目線などのこと。

誰の目線に立って家を建てるのかで、間取りは異なってきます。

ただ、どの目線に立つとしても、一番家を使う「主婦目線」は忘れてはいけません。

そして、動線には生活動線と家事動線の2つを意識する必要があります。

生活動線とは、日々の生活での家族の動きのことです。

たとえば、朝起きたらすぐに顔を洗い、朝食の準備をするようなら、寝室とキッチン・洗面所の位置は近づけるといいでしょう。

他にも、トイレを複数つけるなら、夜用に寝室近くに1つ、昼間使うトイレはリビングから離して落ち着いた雰囲気を出すのも良いプラン。

このように、家族がスムーズに動けるように間取りを決めることを、生活動線設計と呼ぶのです。

家族の1日の流れを理解して、動きが短くなるように間取りを考えましょう。

そして、家事動線とはその名の通り、家事をする時の動きにかかわるものです。

掃除や洗濯、調理、そして小さな子供の世話まで日々の家事はたくさんあります。

大変な家事を楽にしたいのなら、家事動線を意識して、間取りを決めればいいのです。

よく見られるケースが、キッチンと洗面室を直結させて、台所仕事と洗濯を同時進行させる間取り。

家事動線が悪いと、家事の負担が大きくなって、ストレスの原因となります。

そのため、ライフスタイルを振り返る、もしくは理想のライフスタイルを考えて、間取りに反映させることが大切です。

間取りを決めるのに重視したいポイントを決める

注文住宅はあなたの望むとおりに設計できますが、言い換えれば全て決める必要があるということ。

キッチンの種類や床暖房の有無、コンセントの数と位置など細かい部分まであるので、決めるべきポイントがありすぎます。

そのため、設計の途中でどうすればいいのか分からなくなってしまうこともあるでしょう。

それを防ぐためにも、設計前には絶対に譲れないポイントを決めるのです。

リビングの日当たりの良さにこだわる、家事効率にこだわる、ホームパーティーができる住宅など重要視したいポイントを決めましょう。

譲れない条件は住宅づくりのテーマや大枠となります。

大きなプランさえできれば、後は大枠から外れないように細部を詰めていくだけです。

また、予算が少なくとも優先順位さえつけておけば、満足度の高い注文住宅を建てられます。

ローコストの注文住宅でこそ、重視したい優先ポイントをつけて、同時に譲っても良い部分を考えましょう。

予算配分にメリハリさえつければ、低予算でも賢く住宅作りを行なえます。

環境に適した間取りにする


注文住宅作りでは、環境も生活の場として考えて建てるべきです。

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たとえば、人通りの多い住宅や隣家に近い位置に建てるなら、プライバシーに配慮して間取りを考えましょう。

対して、周辺環境が緑豊かならデッキなどをつけて、外空間を楽しめるようにデザインするといいかもしれません。

デッキやテラスを作る時は、日の当たる南側に設置される方が多いですが、実はあまりおすすめできません。

というのも、南側は直射日光があたるため暑いからです。

日よけや屋根をつけるのなら問題ないですが、建物の陰になる北や東側に作ると、通年通して外空間を楽しめるようになります。

敷地条件を考えた住宅作りをするためにも、自分で敷地調査をしましょう。

おすすめの方法は、自分でスケッチをすること。

簡単に建物と道路の図を書いて、日当たりの良い/悪い場所や湿気の多い場所など気づきを書き込みます。

そのスケッチをもとに、間取り図を考えていきます。

日当りなどの条件が良い場所に住宅を建てがちですが、条件の悪い場所に住宅を建てて、日当たりの良い場所などはガーデニングやテラスとして活用するという方法もあります。

周辺環境も含めて住宅です。

そのことを心がけて、間取り制作をしましょう。

水回り、窓、収納は意外に重要ポイント

水回り、窓、収納は生活に大きな影響を与えます。

それぞれの主な役割は以下の通りです。

  • 水回り:家事のしやすさ
  • 窓:快適な室内を作る
  • 収納:スッキリとした室内を演出

役割を見てもわかるように、どれも快適でスッキリとした室内を作るために必要なもの。

ただ、重要ポイントであるがゆえに、失敗しやすい箇所でもあります。

まずは水回りの設計の仕方から紹介しましょう。

水回りとは、キッチンや洗面所などのことであり、毎日の生活で使う場所でもあり、家事の中心でもあります。

基本的には、寝室の近くに洗面室を作ると、スムーズに1日をスタートできるでしょう。

また、予算が少ないのなら、ホテルのようにシャワーとトイレを1つにまとめるのがおすすめ。

仕切りがなくなるので、空間が広々となれば、コスト削減もできます。

そして、トイレには窓を設置、可能ならば光が入る窓を設置したいところ。

窓があるだけで、十分に換気できれば閉鎖的な雰囲気もなくなります。

また、キッチンやリビングの隣に浴室を設置すると、子供を見守りながら家事ができるというメリットを作れるのです。

次に見ていくのが窓の作り方。

窓を作る際は、残す壁を考えましょう。

壁の面積量は室内の印象や快適性に大きな影響を与えます。

窓を設置することで、外とのつながりができますが、家具や壁にかける絵などの面積が減るということです。

特に、いくつもの窓をつけてしまうと、ソファや家電などの大型家具の設置位置に困ってしまいます。

そのため、間取りを考える段階で、大きな家具やTVなどの家電、絵などを置く壁は決めておくといいですね。

また、窓の配置のルールは「プライバシーと眺めを考える」が鉄則。

通りから見えない位置はもちろん、隣家との位置関係を考えて、窓の位置や大きさなどを決めましょう。

隣家と窓がぶつからないようにすれば、互いのプライバシーを守れます。

プライバシーや防犯性を高めつつ、自然光を十分に取り入れたいのなら、スリット窓が良い選択肢となるかもしれません。

このルールが例外となるのは、廊下や階段など移動する方向が決まっている場所。

視線の向きが決まっているので、視線の先に窓を設置すると、外の景色が見やすくなります。

最後に解説するのが収納スペース。

収納するものは家庭によって異なりますが、一般的には衣類がメインとなるはずです。

そのため、衣類収納に重点を置いて収納スペースを作ります。

各部屋にクローゼットを作るのもいいですが、全員分の洋服や寝具を収納する大型クローゼットを1つだけセットするのもおすすめ。

そうすることで、家事の負担が大きく減れば、洋服管理も楽になります。

また、収納の目的は「使わない物を片づけて部屋をスッキリさせること」です。

その機能性を最大限に発揮するためには、各部屋に収納スペースを設けるのが一番。

しかし、予算や部屋の面積の関係で収納スペースを作るのは難しいかもしれません。

そんな時は、部屋のあらゆるところに壁面収納を設けるのです。

コストは少しかかりますが、家事が楽になれば、後々収納家具を購入する必要もなくなります。

何より、部屋を常にすっきりとした状態に保てるので、面積以上に広く感じられるようになるのです。

マイホームは自分だけの物じゃない 家族全員の意見をまとめる


ついつい自分のアイデアばかり取り入れたくなりますが、マイホームは家族全員のものです。

間取り図制作前には、家族全員に「どんな家にしたいか」聞いてみましょう。

そして、全員の要望をなるべく叶えられるように、間取り図を制作していくのです。

ただ、家族の意見が大きく分かれてまとまらない可能性もあります。

そんな時は、設計士など第3者に意見を尋ねるのがおすすめ。

プロの視点から解決策を出してくれるでしょう。

絶対にNGなのが、自分一人で決めてしまうこと。

これから数十年間住むことになるので、みんなで楽しみながら制作すると、一生の思い出にもなりますよ。

注文住宅で要望を上手に伝えるコツ

注文住宅作りでは、営業担当や建築家に要望を伝える必要があります。

ただ、イメージは分かっていても、正確に伝えるのは難しいです。

要望を上手に伝えるコツは2つ。

  • ビジュアルで示す
  • よく使われる専門用語を学ぶ

理想の住宅像作りの際は、雑誌やネットにある多くの住宅を参考にするはずです。

その際に、気に入った間取りや部分を見つけたら、こまめに保存/スクラップしておきましょう。

設計士との相談前に、自分で理想像をスケッチしておくのもおすすめです。

建築士も言葉の説明に加えて、イメージを提供してもらったほうが理解できます。

そして、住宅用語を知っていると要望が上手く伝われば、打ち合わせもスムーズに進みます。

以下が頻出の住宅用語一覧です。

【長期優良住宅】

長く住み続けられると認定された住宅のことです。

認定を受けるためには、耐震性や省エネ性など各項目で定められた基準を満たす必要があります。

長期優良住宅と認定されると、税金や住宅ローン金利などの優遇を受けられます。

【ZEH】

今から注文住宅を作る方は、ZEHを聞く回数が多いでしょう。

ZEHとは、Net Zero Energy Houseのことで、簡単に言えばエネルギーの自給自足できる家のことです。

太陽光発電や家庭用燃料電池を設置することで、消費エネルギーよりも時給エネルギーの方が多くなります。

政府は2020年までに、ZEHを標準住宅にすることを目指しているのです。

【2×4工法】

2×4インチの木材で枠組みを作る構造です。

4つの面で支えるため、気密性や断熱性に優れています。

また、広い空間の住宅の多くには、2×4工法が使われているのです。

しかし、間取り設計の柔軟性は高くないので、プランによっては対応できない可能性があります。

【木造軸組工法】


国内で最も一般的な住宅工法です。

木材を使って組み上げて、プランニングの自由度の高さが魅力的。

メンテナンスもしやすく、耐震性にも優れていますが、工期が4~5か月と長くなってしまいます。

【RC造】

耐震性や耐火性などの基本性能に優れた構造です。

コンクリートと鉄筋を一体化した造りで、コンクリートの風味を生かしたモダンな住宅を作れます。

間取りの自由度も高く、優れた構造だと言えます。

しかし、コストがやや高く工期も長いというデメリットがあるのです。

【プレハブ工法】

工場で生産された住宅のことで、大手ハウスメーカーの得意分野です。

基本性能は高いうえ、工場の大量生産のおかげでコストも低め。

ただし、部材が規格化されているため、設計自由度が制限されます。

【吹き抜け】

2階建て以上の住宅で、天井がなく上と下の階がつながっている空間のことを「吹き抜け」と言います。

開放感を演出するため、部屋を広く見せる効果があるのです。

主にリビングに作られます。

【オープン型キッチン】

リビングとダイニングの空間がつながったキッチンです。

食事の準備や後片付けが楽なうえ、部屋が広く見えます。

ただし、換気対策をしっかりと行なわないと、リビングまで臭いや煙がくるデメリットも。

対して、リビングとダイニングを壁で分けたのを「クローズ型」と言います。

【サンルーム】

天井や壁の一部もしくは全面をガラス張りなどにして、自然光をたっぷりと取り込めるようにした部屋のことです。

リビングに隣接させてリラックスルームにできたり、物干し場として活用できたりします。

サンルームと似ているのが「コンサバトリー」です。

コンサバトリーは寒さから植物を守る役割があるため、主にガーデニング目的で活用されます。

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住宅の特徴・生活スタイル別に見た一軒家の間取りのポイント

間取りの作り方は、生活スタイルによって大きく異なります。

二世帯住宅や子育て世代、3階建てなどライフスタイルは様々でしょう。

ここからは、5つのライフスタイルと住宅での間取りのポイントを解説するので、ぜひ参考にしてください。

二世帯住宅/子育て世代/夫婦/平屋/3階建て

二世帯住宅

二世帯住宅の間取りを考えるうえで、特に重要なのがどこまで共有するのかということ。

玄関から洗面所まで完全分離にできれば、完全共有もできる、浴室とキッチンだけ共有、もしくは隣居スタイルもできるのです。

まずは、どこまで共有部分にするのか二世帯で検討しましょう。

ただ、完全共有だと二世帯の生活リズムの違いから、問題につながる可能性もあります。

二世帯住宅成功のポイントは、異なる生活リズムでも気兼ねなく暮らせるようにすること。

だからこそ、安易に完全共有にするのではなく、間取りを工夫するようにしましょう。

もう1つじっくり考えたいのが動線です。

現在の動線だけではなく、介護や自分が高齢者になった時、孫の世話までも考えて動線設計をしましょう。

二世帯住宅なら、とにかく動線を楽にすることに限ります。

様々なことを考慮しないといけないので、設計士と入念に打ち合わせしながら決めてください。

子育て世代


マンションにはない注文住宅の魅力が、子供が自由に過ごせること。

子供が小さいのなら、成長のことも考えて、柔軟性の高い間取りがおすすめです。

効率的な家事動線にして、家事をしながら子供を見守れる間取りが人気。

また、庭に砂場と家庭菜園を作ることで、自然と触れ合いながら成長できます。

子供が大きくなると、一人の時間が増えてきますよね。

その時に子供部屋などを作っていなければ、費用をかけてリフォームする羽目になるのです。

だからこそ、子育て世代の注文住宅は空間を自由に作れるようにしましょう。

具体的には可動式収納にして、成長に合わせて個室を作れる間取りにするのがおすすめです。

夫婦

夫婦だけなら、他の生活スタイルよりも間取りは立てやすいです。

共働き世帯なら家事が時短にする間取りにしましょう。

理想は1つの空間で家事を完結できることです。

それは難しくとも、動線を短くして家事の負担を軽減しましょう。

年を重ねた時も、家事動線が短いほうが楽に過ごせます。

また、せっかくの夫婦2人きりの注文住宅なので、趣味などのスペースに力を入れるといいかもしれません。

数少ない注意点の1つは、ライフプランをじっくりと考慮すること。

将来的に子供を望むようであれば、子育てや成長を考慮した間取りにしなければいけません。

オープンな間取りの他、多くの収納スペースも必要となるでしょう。

平屋

最近注目を集めているのが、階段のないワンフロア平屋です。

広々としたワンフロアなので、家事がしやすくバリアフリーにも対応しています。

老後まで住み続けることを考えれば、平屋は良い選択肢になるかもしれません。

平屋の基本の間取りは、部屋の中心にリビングなどのコモンルームを沿えて、そこを中心に個室やキッチンなどを追加したもの。

間取り設計自体はしやすいのも平屋の特徴です。

ただ、収納スペースの作り方は要検討です。

平屋はオープンで開放的なスペースになりますが、収納スペースが減る傾向にあります。

せっかくの広々とした部屋でも、物が乱雑した状態では台無し。

わずかなスペースも無駄にしないと心がけて、収納スペースを増やすようにしてください。

3階建て

都心部などの住宅街では、3階建てを考えている人もいるでしょう。

3階建てのメリットは、面積が増えること、そして高層ならではの眺めの良さです。

対して、その高さがデメリットにもなります。

まず毎日の家事が大変になるでしょう。

毎日3階まで上り下りすることを考えると、家事動線を最優先するのが賢明。

また、3階に何を設置するのかも要検討です。

たとえば、リビングや寝室など毎日使う部屋を3階に置くのはストレスの原因になります。

基本的には、趣味部屋や書斎などを3階に置くといいかもしれません。

坪数別に見た注文住宅の間取り実例

間取りを考えるのは大変で、ライフスタイルの他、坪数(敷地面積)も考慮しなければいけません。

坪数が多いほど部屋は広くなりますが、間取りの工夫次第で30坪でも広々空間演出が可能。

ここからは、30坪、40坪、60坪別の間取り実例を紹介します。

30坪/40坪/60坪


30坪

30坪だと、普通に間取りを制作しては狭い部屋が出来上がってしまいます。

限られた面積の中で、広い部屋を演出するためには、縦の空間を上手に演出すること。

可能ならば2階建て以上にして、吹き抜けを作りましょう。

また、間仕切りは最小限に抑えて、オープンなスペースにするのがおすすめ。

そうすることで、各部屋がつながり家事もしやすくなります。

空間演出を考えると自然光も忘れてはいけません。

自然光がたっぷり入ると、明るく広い家になります。

そのため、30坪以下の住宅では大きな天窓と木材や明るい素材を組み合わせることが多いです。

40坪

40坪は注文住宅の中では、ごく一般的な広さです。

思い描いた住宅を作れる可能性は高くあります。

おそらくファミリー層が40坪以上の住宅購入者になると思われるので、間取りのポイントはコミュニケーション。

実際に多くの方が、LDKをオープンにして、どこにいても家族とコミュニケーションとれるようにしています。

さらに、子育て世代は1階と2階を大きな吹き抜けでつないで、家じゅうを広々としたワンルームにしているのです。

リビングやダイニングから、2階の子供部屋まで声が届き、常に子供の雰囲気を感じながら生活できます。

60坪

60坪もあれば間取りにも様々な選択肢が出てきます。

部屋が広くなるので、家事スペースに力を入れる人が多いようです。

寝室やランドリールーム、クローゼットなどを近くにして洗濯動線を短くしたり、寝室と水回りをつなげて朝の身支度を効率よくするなどなど。

また、60坪以上の方は収納スペースに力を入れる傾向にあります。

魅力である広い空間を活かすためにも、たっぷりの収納スペースを作って、常にすっきりとした状態を保てるようにしましょう。

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部屋別に見た、注文住宅を建てる際にこだわりたいポイント

間取りという大枠を考えたら、細かな部分を埋めていきます。

キッチンやリビング、ダイニング、子供部屋など各部屋のこだわりポイント決めることで、満足いく注文住宅を作れるのです。

ここからは、部屋別のこだわりポイントを解説します。

キッチン/リビング/ダイニング/子供部屋/寝室/トイレ/テラス/玄関/収納/階段


キッチン

昔と比べて、最近は夫婦で料理をする家庭が多いです。

複数人で料理することが多いのなら、キッチンは広めに設計してもいいでしょう。

特に、キッチンは毎日長い時間過ごす場所なので、心地よい空間を作ることが大切。

たとえば、トップライトで明るさを演出したり、窓から庭が見えたりするようにするなど。

理想のキッチンを思い浮かべて、毎日の料理を楽しめるようにしましょう。

リビング

リビングは家族が一番時間を過ごす場所なので、快適な空間に仕上げましょう。

快適なリビングを作るために考えるべきことは、日当たりと空間。

リビングに空間を持たせるテクニックとして人気なのは2つ。

1つは吹き抜けを作って、上に開放的な空間を持たせることです。

2つ目は、生活動線を回遊させること。

これは回遊動線と呼び、玄関からリビング、リビングからキッチン、キッチンから洗面室など後戻りせずに家中どこにでも移動できるよう動線設計することです。

回遊動線をすることで、各部屋がつながり広がるが増えるうえ、家事や生活がしやすくなるメリットが得られます。

また、面積が限られているようなら、間仕切りを少なくしたり、リビングの天井を高くしたりするといいでしょう。

そして、リビングは最も重要な部屋なので、陽当たりや風通しなどが一番良い場所に設置すべきです。

陽当たりを重視するようなら、リビングにトップライトを設置するのもおすすめ。

トップライトを設置すれば、日中はリビングが優しい光に包まれるでしょう。

ダイニング

特別な理由がない限り、ダイニングとキッチンは近くに設置するのが基本です。

距離が近いほど、作るから食べる、そして片づけるの動線が短くなって効率的になります。

家事動線を重視したいのなら、ダイニングとキッチンをワンルームとして設計するのもいいでしょう。

最近はダイニングがリビングのような役割を担ってきています。

つまり、落ち着いた食事をする場だけではなく、憩いの場としも機能しているのです。

そこでダイニングの壁紙を鮮やかなものにしたり、窓を設置したりするのがおすすめ。

外の風景が魅力的なら、ダイニングの壁に1つだけ窓をかけると、風景を眺めながら時間を過ごせるようになります。

また、ダイニングはリビングと区切るのかどうか悩みどころ。

区切りをなくすことで、部屋が広くなりコスト削減もできます。

ただ、リビングもしくはダイニングで落ち着いた時を過ごすのは難しくなるかもしれません。

そこで緩やかな区切りを設けるという提案をします。

リビングからダイニングへのつながり部分に3~5段ほどの階段を設ける、リビングとダイニングの間にワークスペースを設ける、もしくはダイニングを間取りの中心にするなど。

工夫次第で広いスペースを保ったまま、リビングとダイニングは軽く区切ることができます。

子供部屋

子供部屋に力を入れる方が多いですが、子供部屋を間取りの中心にすべきではありません。

子供が個室を必要とするのは、ある程度大きくなってからであり、大学入学や社会人デビューをきっかけに家を出ていく可能性もあります。

つまり、子供が住宅に住む期間は意外と短いのです。

そのため、子供部屋はベッドと机などが置ければ十分。

子供にとって快適な環境を作るとなると、どうしても様々な妥協点が出てしまいます。

重要なのは、家族全員が快適に住める住宅を作ることです。

子供部屋に大きな面積は割かないで、そのぶんリビングやダイニングに面積を割くのがポイント。

自身の部屋で勉強する子供よりも、リビングやダイニングで勉強する子供は増えています。

もし複数の子供がいるなら、少し広めに子供部屋を1室用意して、成長に合わせて間仕切りを加えるといいでしょう。

子供部屋の設置位置ですが、コミュニケーションを多くするためにも、リビングと同じフロアがおすすめ。

よく汚れるような遊びをするときは、水回りを庭や玄関のすぐ近くに置くと便利です。

寝室


寝室設計では、事前にベッドとエアコンの位置を決めておきましょう。

エアコンの位置次第では、快適な睡眠は取れません。

まずはベッドとエアコンの位置、それから収納や窓などを考えるといいですね。

寝室を作る際にこだわりたいのは窓です。

ドアを閉める時間が長いという性質上、寝室は風通しが悪くなりがち。

湿気がたまれば、場合によってはカビが発生することさえあるのです。

そこで寝室には少なくとも2つ窓を設置して、ドアが閉まった状態でも通風できるようにしましょう。

そうすると、ドアを閉め切った状態で換気できるようになります。

ただ、朝方に光が入るので、東や南側に大きな窓はつけないほうがいいです。

また、寝室の壁紙にはブルーやグリーンなどの安眠効果のある色を使えば、良いアクセントにもなります。

トイレ

小さな空間ながらも、トイレは1人きりで過ごせる場所ですよね。

毎日使う場所だからこそ、トイレが快適だと気持ちの良い日々を過ごせます。

そんなトイレのこだわりポイントもまた窓です。

プライバシーもあるので、大きな窓とは言わないでも、小さな窓を1つは設置しましょう。

特に自然光が入る位置に設置すると、閉塞感もなくなって、ぐっと快適度がアップします。

トイレに設置する窓は種類や位置をよく検討しましょう。

たとえば、足元に窓を設置すると換気効率が良くなり、プライバシーも保たれます。

窓の他にも、間接照明や小物などを加えると、快適なトイレ空間となるでしょう。

テラス

子供がいる家庭はテラスや庭などを作るといいかもしれません。

テラスがあることで、子供たちは安全に外遊びが行なえます。

遊び心を見せる場でもあるので、思い通りに設計を楽しんでください。

ブランコを置いたり、週末にBBQできたりと様々な設計の仕方があります。

テラスは日のあたる場所に置きがちですが、床材が熱くなる、直射日光が当たるなどを考えると東や北側に作る方が賢明です。

玄関

最近の玄関は空間を広くして、収納スペースを増やすのがトレンドです。

玄関は靴や屋外用品で散らかりがち。

ただ、玄関は「家の顔」と呼ばれるほど、訪れた人に印象を与えます。

そのため、常に整理整頓できた状態に保つのが理想的。

そこでシューズボックスの他、シューズクロークも設置するのがおすすめ。

玄関の収納スペースが多いと便利になりますよ。

収納

生活の快適性を大きく担っているのは収納です。

収納は多ければ多いほどベターですが、むやみやたらに作ると空間がなくなってしまいます。

そのため、先に解説したよう各部屋に壁面収納を設けるのがおすすめ。

もし壁一面を収納にすると、人によっては圧迫感が気になるかもしれません。

そんな時は、上もしくは下に少しスペースを作るといいでしょう。

上のスペースにスリット窓などをつけると、光や風が入るようになります。

対して、下に空間を設けると閉塞感が一気になくなるのです。

たっぷりの収納スペースはマストですが、閉塞感や狭い感じを受けないようにこだわりを持って制作しましょう。

階段

階段は「吹き抜け」にこだわりを持つようにします。

あまり注目されませんが、階段のあるところだけは吹き抜けができるのです。

吹き抜けを作るほど十分な広さがないようなら、階段をリビングに置くと吹き抜け効果を得られます。

また、階段作りでは自由な発想や遊び心を持つのも大切。

毎日上り下りするので、らせん階段やスケルトン階段にすれば、使うのも見るのも楽しくなります。

階段には、1階と2階のコミュニケーションをつなげる働きもあるため、場所やデザインにはこだわりを持ちたいところです。

最近流行のおしゃれ間取り


間取りにも流行があります。

今の時代に合った住宅を作りたいのなら、流行を取り入れるのがおすすめ。

ここからは、最近流行している3つの間取りトレンドを解説します。

1.自然たっぷりの省エネ住宅

数年前から、エネルギーの自給自足をする省エネ住宅が流行りを見せています。

最近は、さらに進化して省エネ住宅に自然を感じられる住宅作りが人気。

普段の食事を楽しめる広めのテラス、外の風景を絵画のように切り取るサッシレスの窓、たっぷりの植物など自然を感じられる工夫を施すのです。

この省エネ住宅は都市部などの限られた面積でも作れるのが魅力的。

自然に囲まれたゆったりとした生活を送るのもいいですよね。

2.可能性無限大のらせん階段

らせん階段は人気急上昇中です。

見た目的にもインパクト抜群で、らせん階段に沿って本棚などを作ると、階段をベンチにして読書もできます。

一般的な階段とは異なり、角度も緩やかなので、小さな子供がいる方も安心。

また、らせん階段は光を遮ることもないので、部屋を広く見せる効果もあります。

面積が狭くてもらせん階段は取り入れられるので、前向きに検討してみるのがおすすめ。

3.トップライトで広々空間を演出

多くの方が抱える悩みが住宅が狭いということ。

両隣には住宅があるため、自然光がなかなか入ってきません。

そんな悩みを解決するのが、天井に大きなトップライトを設置すること。

天井にトップライトをつけることで、隣に高い建物があっても、たっぷりの自然光がはいります。

自然光が入ることで、狭い面積も広々演出されるのです。

寝室や洗面所以外などはワンルームにすることで、さらに部屋が広々とします。

見た目的もユニークになって、今最も流行っている間取りとも言えるでしょう。

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注文住宅を建てる際に注意するポイント

注文住宅を建てるのは人生の一大プロジェクト。

間取りだけではなく、予算やメーカー選びなど注意すべきことがたくさんあるのです。

そこでここからは、注文住宅を建てる際に注意すべき4つのポイントを解説します。

1.年収に合った予算を知る


住宅ローンを借りるからと、収入に合っていない予算計画を立てると、新生活が苦しくなります。

注文住宅作りは、大きなライフイベントの1つであり、ゴールではありません。

完成後も、教育費や各種ローンの支払いがあるのです。

住宅ローンの負担が大きいと、家計を大きく苦しめることになるでしょう。

それを防ぐためにも、年収に合った費用を知るべきです。

一般的に、年収の6倍が無理なく返済できる額だと言われています。

たとえば、年収500万円の方なら3,000万円が適正価格ということ。

最近はマイナス金利の影響もあり、年収の7倍まで予算を見積もっている方が多いです。

ただ、将来的に年収が減るリスクはあるので、高くても6.5倍程度に抑えておくようにしましょう。

また、ボーナス返済を利用する方も多いですが、将来的にボーナスの減額もしくは消滅可能性もあるのでおすすめできません。

住宅ローンは地道にコツコツと返済するのが一番の近道です。

2.住宅ローンは金利が0.1%でも低いものを

今は住宅ローンの金利が非常に低いので、絶好の借り時です。

そして、住宅ローンは金利が0.1%でも低いものを選んでください。

借り入れ額が数千万円と大きくなるので、金利により数百万円も総返済額が変わるのです。

また、可能な限り多くの頭金を準備して(理想は物件価格の20%)、借り入れ額を減らしましょう。

住宅ローンの種類を決めたら、普段使わない金融機関にも目を通して、少しでも低い金利の商品を選ぶ。

これが正しい住宅ローンの選び方です。

3.建築会社選びで注文住宅は80%決まる

一番大事なステップは建築会社選びです。

建築会社次第で、満足いく仕上りにもなれば、後悔が残る仕上りにもなります。

建築会社と一口に言っても、工務店・ハウスメーカー・建築家の3種類に分けられます。

・工務店:コストの安さとアフターフォローに強み。デザイン性は弱い。
・ハウスメーカー:安心感とスピード感に強み。ユニークな住宅作りは難しい。
・建築家:オリジナル性あふれる住宅ができる。コストが高く完成までの期間が長い。

それぞれ強みと弱みがありますが、初めての方ならハウスメーカーがおすすめ。

大手だと対応から品質まで安定しているうえに、土地探しや住宅ローン申請まで行なってくれるのです。

現在は設計力に強みを持つメーカーも増えており、様々な要望に応えてくれるでしょう。

どの建築会社を選ぶにしても、複数社の見積もりとプラン比較は必須です。

ネットや書籍、モデルハウスなどで情報収集して、2~3社まで候補を絞ります。

そして、それぞれに見積りとプラン設計をしてもらい、理想の住宅を作ってくれそうなところに依頼するのです。

4.間取りの前に理想の住宅像をイメージする

間取りを決める前に、新居でどのような生活を送りたいかイメージしてみてください。

理想の住宅像を考える時、ネットや雑誌で情報収集する方がいますが、それはあまりおすすめできません。

というのも、そういった情報は他人の理想の住宅だからです。

参考にするのは、これまでに得た心地よかった体験や好きなテイストのインテリアなど。

あなたの経験や記憶から自分の好みを見つけるのが大切です。

また、各部屋での理想の過ごし方を想像するのもおすすめ。

テラスでおしゃれにランチや家族団らんのリビングなど、ある程度のテーマが決まれば間取り作りも楽になります。

注文住宅のおすすめハウスメーカー6選


最後におすすめのハウスメーカー6選の紹介と特徴解説をします。

どれも大手ハウスメーカーで、安心感と信頼性は抜群。

それぞれのメーカーの強みを抑えて、本見積の候補を選んでください。

1.住友不動産

ハウスメーカーの中でも、トップクラスのデザイン力を誇るのが住友不動産です。

グッドデザイン賞を何度も受賞しており、スタイリッシュなデザインは素敵としか言いようがありません。

基本は木造住宅で、地震や火災などに強い2×4工法やウッドパネル工法、高断熱と高遮熱を兼ね備えた2×6工法など様々な工法が用意されています。

どの工法を選んでも、住みやすくて快適な住宅になるでしょう。

人気商品はJ・アーバンシリーズ。

スタイリッシュで美しい外観のほか、中庭を設計しているのが大きな特徴です。

また、高級マンションの仕様が標準設備になっているのも魅力的。

魅力的な住宅を提供しながらも、坪単価は約45~55万円とお手頃。

コストパフォーマンス抜群の注文住宅を作りたい方におすすめです。

2.積水ハウス

200万戸以上の建築実績のある業界ナンバーワンのハウスメーカーです。

耐久性と耐震性に優れた鉄骨系住宅がメインですが、木造住宅「シャーウッド」も人気があります。

建築実績ならナンバーワンということもあり、希望に応えたり、悩みを解決したりする住宅を提案してくれるでしょう。

積水ハウスのこだわりは「常に快適な住宅を作る」こと。

最近では、「エアキス」という全室空気環境整備システムなどを提供しています。

また、積水ハウスはメンテナンス力にも定評があるのです。

引き渡しからは定期的に専任スタッフがメンテナンスを実施してくれ、30年の保証システムも用意されています。

会社の信頼度も高くて、安心して注文住宅作りを任せられるでしょう。

3.レオハウス

コストに余裕がないものの注文住宅を作りたい方におすすめのハウスメーカー。

坪単価は約35~50万円となっており、実際に1,000万円台で注文住宅を建てている方が多数います。

なんと平屋から3階建てまで建てられるのです。

ただ、お手頃価格ですが複雑な間取りやデザインを作るのは難しいです。

シンプルな間取りとデザインの住宅を望む方におすすめのハウスメーカー。

コストが安い理由は、中間マージンカットや大量に材料を購入しているから。

安全性など住宅性能をケチっているわけではないので安心してください。

完全自由設計というよりは、数ある選択肢の中から好きなものを1つずつ選ぶ家作りです。

そのため、具体的な出来上がりをイメージしながら設計が行えます。

4.三井ホーム

三井ホームは、安心感・性能・デザインの3拍子が揃った住宅メーカー。

あまりデザインのイメージがないかもしれませんが、モダン様式から西洋様式まで幅広く対応してくれます。

外部の建築家やインテリアコーディネーターとも提携しており、デザイン性の高い住宅が完成するでしょう。

また、高気密・高断熱で花粉などのアレルギー物質を取り除くテクノロジーも搭載されています。

レベルの高い住宅メーカーですが、コストが高いことでも有名。

坪単価は約60~80万円とトップクラスの高さとなっています。

予算に余裕のある方は検討してみるといいかもしれません。

5.パナソニックホームズ


あのパナソニックグループが展開するハウスメーカーです。

そのため、自慢のテクノロジーを最大限に駆使した住宅作りが特徴。

PM2.5や化学物質から守る空気清浄システムや外観を美しく保つ光触媒技術など。

注目すべきなのが、業界最小の15cmモジュール。

これは15㎝きざみで住宅の設計を可能として、鉄骨住宅の自由度の低い設計を克服しています。

快適な室内をテクノロジーで作り出し、特にシックハウス症候群や花粉症などのアレルギー症状で悩んでいる方にはお勧めのメーカーです。

6.へーベルハウス

コンクリート住宅のトップメーカーがへーベルハウスです。

最大の強みは耐久性と耐震性能であり、主要構造材は60年以上のメンテナンスが不要となっています。

意外にも間取りの提案力に定評があり、家族構成やライフプランに合った間取りを提案してくれるはずです。

外観の特徴は、コンクリートの量塊感を最大限表した立方体住宅。

屋根を平らにすることで、屋上でバーベキューやガーデニングを楽しめるようになります。

間取りが非常に優れているため、依頼するかどうかは別として、公式サイトで実例を見るのがおすすめ。

きっといいアイデアを得られるはずですよ。

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まとめ

最後までお読みいただきありがとうございます!

注文住宅作りで大切なのは、暮らしやすい間取りを作ること。

快適な暮らし方をイメージしてから、生活や家事動線を考えると、快適な生活を送れる住宅となります。

ただし、快適性ばかり追い求めて、夢の部分を諦めてしまっては本末転倒です。

理想の暮らしを思い描くと、自然と優先させる動線が決まるので、まずは理想のイメージを考えましょう。

生活しやすくて満足いく間取りを作れるのを願っています。

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