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『マイホームといえばやっぱり一戸建て!』という人は多いですよね。
でも「マンションとどっちがいいのかな?」や「費用が気になる」など様々な疑問が生まれるはずです。
確かに、一戸建てにはメリットだけではなくデメリットもあり、十分に理解したうえで選択しないと後悔することになります。
そこで今回の記事では、
- 各一戸建て住宅の特徴と魅力
- 必用費用
- お得な助成制度
- 購入
までの流れなど詳しく解説していきます。
現役の建築士である私が、一戸建てに関する知識なら、この記事を読むだけでばっちり分かるようにまとめました!
ぜひ参考にしてください。
また本文に入る前に、家づくりにおいて最も重要なことを伝えさせてください。
マイホームを建てたい!と考えたら、何よりも先に始めなければならないことがあります。
それは、「出来るだけ多くの住んでいる地域に対応している住宅メーカーの資料集めすること」です。
ここだけの話、家づくりで後悔している人のほとんどは、この「住宅メーカーの比較」を怠っていたというケースが非常に多いのです。
例えば、5,6社見ただけで住宅展示場で一目惚れした家に決めてしまったり、営業の人の話に流されてしまったり・・・。
ほとんどの人にとって家は一生に一度の大きな買い物。
後から、改築や建て直しをすることになり、何千万円もの損をしてしまう方も実際に存在します。
そんな失敗をしないためにも、事前に多くの住宅メーカーのカタログを集め1度は比較してみることが何よりもまず最初にやるべきことなのです。
「でも数多くある住宅メーカーからカタログを取り寄せるなんて、時間もかかるし面倒くさい」
ほとんどの人がそう思うでしょう。
そこでぜひ活用してほしいのが、SUUMOのカタログ一括請求サービスとNTTデータグループが運営する家づくりのとびら。
マイホームの建設予定地を入力するだけで、そのエリア対応の住宅メーカーのカタログをスマホから簡単に取り寄せることが出来ます。
SUUMOでは工務店を中心に、家づくりのとびらはハウスメーカー中心に無料で資料を取り寄せられます。
「予算的にハウスメーカーは厳しい。。。」
「絶対に知名度のある会社がいい!」
このように先入観を持つのではなく、まずは必ず1度出来るだけ多くの住宅メーカーに目を通して下さい。
最初は比較対象じゃなかった会社や、名前も知らなかった会社が実は自分たちにとってはベストな住宅メーカーだったという方は非常に多いです。
後から取り返しのつかない後悔をしないよう、面倒くさがらず資料を取り寄せてしまうことをおすすめします。
それでは解説を進めていきます。参考にして下さい!
もくじ
一戸建ての魅力~不動産のプロが教える一軒家のメリット
住宅タイプは、大きく一戸建てとマンションの2つに分類できます。
記事で見ていく一戸建てとは、一軒家のことです。
一戸建てと一口に言っても、土地と建物がセットになっているものもあれば、土地と建物を別々に購入しなければならないものもあります。
一戸建ては高いというイメージだと思いますが、価格にしても賢くプランニングさえすれば、建築費を抑えつつ質の良い住宅を作れます。
ただし、基本的に戸建てはマンションよりも高額となります。
土地と建物が資産となるため、家屋+土地の価値を残すことができるのです。
また、一戸建てならではの魅力が、比較的自由に建築設計が可能ということ。
すでに作られた住宅とは異なり、注文住宅ならあなたのライフスタイルや好みに応じて、内装も外装も自由に設計できるのです。
さらにマンションとは異なり、足音や声などを気にしながら生活する必要はないという魅力もあります。
戸建ての魅力をまとめると以下のようになります。
- 自由に住宅設計できる
- 声や足音を気にしなくていい
- 建物だけではなく、土地も資産となる
新築一戸建て住宅を購入する4つのメリット
一般的な新築一戸建てとは、土地探しから設計、建築まで全て行う住宅を示します。
ここからは、新築一戸建ての4つのメリットについて見ていきましょう。
1.注文住宅なら自由に設計できる
一戸建ての中でも、注文住宅は設計自由度が非常に高いです。
完全自由設計だと、設計から自由にプランニングできるため、あなたの理想とする住宅を作れるでしょう。
建築会社によって、得意とする工法やデザインが異なります。
そのため、まずは理想の住宅像を作り、その後に建築会社選びをするといいでしょう。
2.新築一戸建ては最新の設備が使用可能
新築住宅だと、完成時点での最新設備や技術が搭載されています。
住宅技術は日々進んでおり、5年もすれば家の仕様は大きく異なるのです。
例えば、夏は涼しく冬は温かい室内を作るために必要な気密性。
気密性の高さは室内の快適性へと直結しますが、一昔前の日本住宅は気密性が低かったのです。
しかし、昨今は技術の発展に伴い、ほとんどすべての住宅が高気密となっています。
また最近は、省エネ性能の高い住宅や最新設備搭載住宅、耐震構造の高い住宅などがトレンドです。
こういった性能や設備を搭載した中古住宅はあまり見かけません。
常に最新の設備と性能を兼ね備えられるのは、新築一戸建てならではの魅力です。
3.新築一戸建て住宅は租税面でも大きく優遇される
新築一戸建ては、大きなお金がかかりますが、そのぶん租税面で優遇されます。
公的制度を賢く利用することで、よりお得に新築一戸建てを購入できるようになるのです。
ここからは、覚えておきたい主な公的制度を紹介します。
すまい給付金制度を活用して一戸建て住宅を購入する
すまい給付金は、所得税が少ない住宅取得者の負担を軽減するための給付金です。
参考資料:すまい給付金
住宅ローン減税は、支払っている所得税などが多いほど控除が多くなるため、所得が少ない方は大きな恩恵を受けれません。
すまい給付金制度は、その格差をなくすための制度で、収入によって給付金額は異なります。
申請条件を満たせば誰でも応募できますが、消費税がかからない中古物件などは対象外となるのです。
住宅ローン控除も一戸建て住宅購入の負担を軽減できる
住宅の購入や新築、増改築などを行う際に、住宅ローンを利用する且つ一定の条件を満たすと、所得税の控除や還付が受けられる制度です。
長期優良住宅制度を利用して一戸建て住宅のメリットを上げる
長期優良住宅に認定されると、主に以下4つの恩恵が受けられます。
- フラット35の住宅ローンで優遇金利適用
- 各種税金が軽減
- 住宅ローン減税の最大控除額がアップ
- 資産価値が高まる
申請には費用がかかりますが、メリットを考えると認定しておきたいところです。
4.一昔前と比べると一戸建て住宅の住宅寿命は長い
ほんの一昔前、日本の住宅の寿命は世界と比較すると、とても短かったことはご存知でしょうか?
アメリカで約60年、イギリスなら平均寿命が100 年を超える中、日本住宅の寿命は平均30年という統計も出ているのです。
しかし、現在は長期優良住宅などのおかげで、日本住宅寿命は伸びてきています。
また、多くの建築会社が50~60年という長期保証制度を用意しているのです。
住宅は建てた後から、本格的な付き合いが始まります。
長年快適に住み続けられる住宅となるのは、新築一戸建てならではの魅力です。
中古一戸建て住宅4つのメリット~不動産のプロが教える中古一軒家の良い点
中古一戸建てとは、以前誰かが住んでいた一戸建てのこと。
中古というとマイナスなイメージがついて回りますが、実は数多くのメリットもあります。
1.中古一戸建て住宅は実際に見てから購入決断できる
中古ならではの魅力ですが、実際に物件を見てから購入できます。
新築の場合は、完成するまでどのような住宅になるのか分かりません。
設計段階で具体的なイメージはつくでしょうが、完成住宅が理想像と微妙にかけ離れているというのはよくあること。
中古住宅は事前に内装や外装、周辺状況などを見てから購入できるため、比較的満足度の高い買い物となるでしょう。
2.住んでいる一戸建て住宅オーナーの意見を聞けるかも
近隣住民や利便性などは、実際に住んでみないと分からないもの。
しかし、中古一戸建てなら売りに出している住民の意見を聞けるかもしれません。
住んでいた人のリアルな声は大きな参考になることでしょう。
3.中古一戸建ては価格が安い
中古一戸建ての最大のメリットは価格が安いことにあります。
2014年度に国土交通省が実施した「住宅動向調査」によると、新築一戸建ての平均価格が3,684万円に対し、中古一戸建ては2,358万円という結果が出ています。
約1,300万円の差は大きいですよね。
また、中古一戸建ては交渉次第で価格がさらに割安になる場合もあります。
特にオーナーが早く売却を望んでいる物件なら、価格交渉してみる価値は十分にありますよ。
4.中古一戸建て住宅はリフォームで好みの家にもできる
中古一戸建てはすでに完成しているため、100%理想の住宅にできないというデメリットがあります。
しかし、そのデメリットはリフォームすることで改善できるのです。
実際に多くの方は、中古住宅購入とリフォームを同時に行っています。
また、中古住宅のリフォームでは助成制度が利用できる場合があるのです。
そのため、リフォーム前には助成制度などを確認して、お得に好きな住宅に仕上げましょう。
賃貸一戸建て住宅を選ぶ3つのメリット
賃貸一戸建てとは、一戸建てを借りることです。
そのため、毎月家賃が発生します。
ここからは、賃貸一戸建て3つのメリットを見ていきましょう。
1.賃貸一戸建てなら初期費用を抑えられる
賃貸一戸建ての場合は、購入する必要がないので初期費用が抑えられます。
基本的にかかるのは敷金と礼金、そして仲介手数料のみです。
戸建て購入時のように、何千万円という莫大な資金を用意する必要はありません。
ただし、毎月家賃の支払いがあるため、長期的な視点で見れば購入したほうがお得かもしれません。
2.一戸建て住宅も賃貸なら容易に引っ越しができる
賃貸一戸建ての最も大きなメリットは、簡単に引っ越しができることかもしれません。
20代後半から30代の方で、一戸建てを購入する方は多いですが、若いうちは転勤の可能性があります。
万が一、住宅購入後に転勤が決まると、単身赴任となってしまうでしょう。
その点、賃貸一戸建ての場合は、簡単に引っ越しを行えます。
転勤などの可能性があるようならば、賃貸一戸建てがいい選択肢になるかもしれません。
3.賃貸の一戸建て住宅なら税金がかからない
一戸建ては不動産なので、毎年各種税金の支払いが待っています。
ただし賃貸の場合は、所有していることにはならないため、課税されることはありません。
一戸建て住宅を購入する方法
一般的に一戸建てを購入する際は、土地を探して、建築会社に住宅設計をしてもらう必要があります。
ただし、建築会社によっては土地探しも行ってくれるところがあるのです。
新築や中古に関わらず、まずは建築会社や不動産を尋ねてみましょう。
一戸建ての種類
新築一戸建ては、買い方によって以下3種類に分類できます。
建売住宅
建売住宅とは、すでに建物が完成している、もしくはほぼ完成している状態で売りに出されている物件のことです。
すでに完成済みということは、土地がセットになっているということ。
そのため、土地探しや建築プラン作りなどの手間が省け、比較的すぐに入居できます。
また、購入費用を抑えられる可能性があるというメリットもあります。
売建住宅
売建住宅とは、土地を選んだ後に住宅を建てますが、あらかじめ家を建てる建築会社が決められている住宅のことです。
設計の自由度は比較的高いですが、定められたパターンの中から選ぶのが基本。
スポンサードリンク注文住宅
最も設計自由度が高いのが注文住宅です。
大まかな流れとしては、土地と建築会社を選び、建築を行います。
ゼロから行うので、最も時間と費用がかかる住宅でもあります。
こだわりのある住宅を作りたい方は、注文住宅を選ぶと良いでしょう。
47都道府県別一戸建ての相場
都道府県によって一戸建ての価格が異なるのは想像できると思います。
都市部は土地が高くなるため相場も高くなり、田舎は比較的割安傾向です。
そうはいっても、あまり具体的なイメージはできませんよね。
そこで今回は、2017年に住宅支援機構が行った「フラット35利用者調査」から都道府県別の平均建設費(注文住宅)を紹介します。
ぜひ参考にしてください。
47都道県別一戸建て住宅の購入平均相場
東京都:3,936万円
神奈川県:3,699万円
愛知県:3,581万円
大阪府:3,517万円
滋賀県:3,481万円
福島県:3,462万円
埼玉県:3,439万円
奈良県:3,433万円
静岡県:3,428万円
沖縄県:3,384万円
兵庫県:3,377万円
千葉県:3,362万円
佐賀県:3,328万円
長野県:3,327万円
宮城県:3,325万円
熊本県:3,322万円
福井県:3,318万円
岡山県:3,316万円
福井県:3,304万円
福岡県:3,274万円
石川県:3,259万円
山形県:3,255万円
広島県:3,220万円
北海道:3,215万円
京都府:3,209万円
茨城県:3,200万円
香川県:3,191万円
山口県:3,170万円
和歌山県:3,165万円
新潟県:3,164万円
三重県:3,156万円
大分県:3,143万円
栃木県:3,128万円
岩手県:3,127万円
徳島県:3,115万円
長崎県:3,082万円
山梨県:3,074万円
富山県:3,061万円
秋田県:3,034万円
愛媛県:2,995万円
高知県2,986万円
群馬県:2,918万円
宮崎県:2,866万円
鹿児島県2,824万円
集計件数が10件未満の都道府県は除外されているので、47都道府県全ては含まれていません。
最高値と最低値で1,000万円以上の差がありますね。
どこにでも自由に住宅建築でき、コストを抑えたい方は住宅を建てる都道府県も考慮したほうがいいかもしれません。
ちなみに全国平均は3,356万円です。
一戸建て住宅を建てるのに必要な費用
一戸建て住宅を購入するのにかかる金額は、平均で3,300万円~3,500万円ほどです。
勿論2,000万円未満の場合や1億円を超す場合もありますが、最も多いのが3,000万円台と判明しています。
3,000万円以上をキャッシュで用意するのは難しいため、多くの方が住宅ローンを利用しているのです。
ただし、それでも頭金ゼロで購入する方はほとんどいません。
将来のことを見通して、全体価格の20%は手持ち金で支払いたいところです。
単純に頭金が多いほど、ローンの負担が軽くなります。
また、ローン融資が受けやすくなるというメリットも生まれるのです。
そのため、十分な頭金を用意してから、住宅購入に動くのがおすすめ。
しかし、なかなか貯蓄できないという方がいれば、すぐにでも建てたいという方もいるでしょう。
そんな方は、両親からの援助を受けることを検討してみてください。
援助と一口に言っても、主に2つの方法があります。
1つ目が両親からお金を借りるということ。
おそらく無利子となり、ローンを組むよりもずっとお得となります。
お金を借りる際は、借用書を用意して、借金だと証明できるようにしておく必要があります。
そうしなければ、贈与税の対象となる可能性が出てきます。
2つ目が贈与という形を取る方法です。
基本的に、親から子へ年間110万円以上の贈与が行われれば、贈与税の対象となってしまいます。
しかし、住宅購入のための贈与なら非課税制度が適用されるのです。
以下が非課税額の上限となります。
契約時期 | 省エネ住宅 | 省エネ住宅以外の住宅 |
2016年1月1日~2020年3月31日 | 1,200万円 | 700万円 |
2020年4月1日~2021年3月31日 | 1,000万円 | 500万円 |
2021年4月1日~12月31日 | 800万円 | 300万円 |
この非課税制度はとても便利な制度で、ぜひとも活用を検討したいところです。
注意点はいくつかありますが、絶対に忘れてはいけないのが、贈与税の申告を行うこと。
1日でも申告期限に遅れると、贈与税の対象になってしまいます。
一戸建て住宅を購入する年齢や年収とタイミング
一戸建てを購入するべき年齢や年収というのはありません。
極端な話、一戸建てが必要になれば購入するべきタイミングです。
ただし、そうは言っても考慮するべきポイントは2つあります。
1つ目は転勤の可能性です。
一般的に、年齢が若いほど転勤や転職の可能性はあります。
せっかく一戸建てを購入したのに、転勤になってしまうと経済的負担も増えてしまいます。
そのため、世帯主の年齢などを考慮して、転勤・転職の可能性を考えてみてください。
2つ目は貯金状況です。
まずは、あなたの年収に5~6.5をかけてみてください。
5をかけたときに出た数字が、余裕をもって資金返済できる住宅金額です。
例えば、年収600万円の方だと3,000万円の住宅までなら、比較的余裕を持てるということ。
あなたの希望する物件価格と年収が大きくかけ離れている場合は、購入を待った方がいいかもしれません。
また、頭金が足りない時も待ったほうがいいでしょう。
しかし、これらのポイントはあくまでも参考にしてください。
工夫次第で住宅費用を抑えられれば、親から大きな資金援助を受けられる場合もあります。
大切なのは、ライフスタイルや家族構成を考えて、本当に一戸建て購入が必要なのか見極めることです。
一戸建て住宅を購入する流れとスケジュール
一戸建て購入は、しっかりとスケジュールを確認して、1つずつ確実に実行していくことが大切です。
一戸建てを購入する流れは、主に準備編・契約編・引き渡し編の3つに分かれます。
ここからは、各パートを細かく見ていきましょう。
一戸建て住宅を購入する前の準備
準備編では、理想の住宅像を固めることから、資金計画、建築会社選びのための準備まで行います。
理想の住宅像作りをイメージしよう!
新築や中古にするとしても、どんな家を建てるか考えるべきです。
考える際のポイントは、ライフスタイルや家族構成を考慮すること。
外観イメージばかり先行しますが、快適に過ごすためには内装の利便性が重要です。
この段階では間取りの広さなどを限定せず、どんな暮らしがしたいのかを決めることが大切。
自然光がたっぷり入る部屋や収納スペースがたっぷりの部屋などなど。
どんな生活がしたいのか決めて、具体的な設計は建築会社に任せるのが一番です。
一戸建て住宅を購入する資金計画をたてよう
一戸建て購入で最も重要ともいえるのが、資金計画を立てることです。
しっかりとした資金計画を立てないと、購入後に資金不足になってしまうことがあります。
一戸建て購入の場合は、貯蓄で頭金を準備して、住宅ローンで残りをまかなうのが一般的です。
どのくらいの価格の物件を購入するか迷うと思いますが、住宅金融支援機構の調査によると年収の6.5倍の価格の物件を購入する方が多いと判明しています。
ただ一般的には、年収の5倍程度の住宅価格が、返済に余裕をもてる額だと言われています。
また、総額の約20%は頭金で用意しておくと安心です。
頭金が足りなくとも、先ほど紹介したように親から住宅資金の贈与を受けると、贈与税の優遇がされます。
そのため、賢く頭金を準備することがカギとなるでしょう。
一戸建て住宅を購入する土地探しをしよう
新築一戸建ての場合は、土地準備をする必要があります。
地盤や周辺状況を確認して、安全性と利便性の高いものを選びましょう。
特に地盤状況によっては、追加工事が必要となるので要注意です。
一戸建て住宅を建てる建築会社選びのための情報収集
新築一戸建てだと、建築会社に住宅建築を依頼する必要があります。
建築会社によって、住宅の出来上がりは大きく変わるので、慎重に選びたいところです。
徹底した情報収集が、建築会社選び成功の秘訣となります。
ネットや書籍からだけではなく、実際にオープンハウスなどにも足を運びましょう。
そうすることで、あなたに合った建築会社が見えてきます。
一戸建て住宅を契約する
契約編ですることは、主に住宅ローン決めと建築会社との契約です。
住宅ローンにも様々な種類があり、あなたの条件に合ったものを選ぶ必要があります。
完成した一戸建て住宅の引き渡し
契約が終了すれば、あとは住宅の完成を待つだけです。
工事中は可能な限り現場に出向き、希望通りに設計されているかどうか確認しましょう。
事前に確認リストを作っておくのもいいですね。
引き渡し後は不動産登記や確定申告準備、そして住宅ローン控除などの確認を行いましょう。
一戸建て住宅の間取りの決め方とシュミレーション
多くの方が悩むのが、間取りの決め方です。
間取りを決めるときは、家族構成やライフスタイル、年齢などを考慮しなければいけません。
間取りに正解はないため、とにかく家族全員で話し合って、大まかな図を紙に書いてみましょう。
また、知っておくと便利な知識を1つ紹介します。
それが間取り係数です。
これは建築家の吉田桂氏が考案した、ゆとりのある家の作る際の指数。
間取り係数では、以下のように各部屋を基本の部屋とゆとりスペースに分類します。
- 基本の部屋:リビング、寝室、ダイニング、子ども部屋など
- ゆとりスペース:玄関、キッチン、トイレ、洗面所、浴室、階段など
ゆとりスペースを、基本の部屋の合計面積の0.5倍から1倍に収まるようにすれば、ゆとりのある家になるという考え方です。
基本の部屋合計面積にゆとりスペースを加えた数値が「間取り係数」と呼ばれます。
この間取り係数が高いほど、ゆとりのある家になるというわけです。
間取りを考える際、数多くの部屋を作ってしまいがちですが、増やしすぎると窮屈な家に仕上がってしまいます。
また、人が自然に動く時の経路「動線」にも注意しましょう。
例えば、洗濯機と物干しスペースが対極にあれば不便ですよね。
長く住み続けることになるので、生活しやすい動線を意識してみてください。
一戸建て住宅とマンションの比較
一戸建てとマンションどちらにしようかと迷っている方もいるでしょう。
どちらもメリットがあれば、デメリットもあります。
そのため、あなたが家に求めることを確認して、それを満たせるほうを選ぶべきなのです。
そこでここからは、一戸建てとマンションのメリット・デメリットを羅列してみたいと思います。
一戸建て住宅のメリット
- 自由に間取り決めや修繕が行える
- 防音は気にしなくていい
- 駐車場費用の支払いなし
- 管理費用の支払いなし
- 庭を自由に扱える
- ペットを飼える
- 建物と土地が資産になる
- リフォームで手入れがしやすい
一戸建て住宅のデメリット
- 定期的なメンテナンスが必須
- 修繕費は高額になる
- 土地の利便性は低いかも
- 自分で防犯対策が必要
マンションのメリット
- 戸建てよりも価格がお手頃
- 土地の利便性は抜群(駅近など)
- 防犯対策もばっちり
マンションのデメリット
- 敷地面積が狭い
- 毎月管理費や駐車場費用がかかる
- ペットを飼えない可能性が高い
- 防音を気にする必要がある
- 住民の生活音が気になるかも
やはり大切なのは、生活スタイルを具体的にイメージすることです。
例えば、子どもがいるのならば、自由度の高い一戸建てがいいかもしれません。
対して、子どもを作る予定がないのならば、利便性と防犯性の高いマンションで十分かもしれませんね。
家に対するニーズが判明すれば、おのずとあなたに合った住宅タイプが見つかるでしょう。
一戸建て住宅で後悔しやすい事と実際の失敗事例
一戸建てで後悔しやすいこと、そして失敗事例のどちらにも、建築会社が関わってきます。
一戸建て住宅購入者の中には、仕上がりに満足できなかった方がいます。
満足いく仕上がりにするためにも、建築会社は慎重に選びましょう。
建築会社選びのポイントは2つで、情報収集と比較にあります。
まずはネットや書籍で情報収集をし、いくつか目星をつけます。
その後、モデルハウスなどに足を運び、ネットなどでは得られない住宅の雰囲気や営業担当の質をチェックします。
ここまでで、建築会社候補は3社ほどに絞り、あとはプラン制作と見積もりを出してもらうだけ。
プランと見積もりを比較して、依頼先を決めます。
これを行うだけで、悪徳業者を避けられる確率がぐっと高まるのです。
また工事が開始されたら、定期的に現場に足を運び、疑問点はしっかりと伝えましょう。
うやむやにしておいては、仕上がりの時に不満を感じてしまいます。
完成後の修正はほぼ不可能ですが、工事中なら可能なので、遠慮なく要望は伝えましょう。
一戸建て住宅を購入した後に必要になるお金
住宅購入時の費用ばかりが注目されますが、それと同じくらい重要なのが購入後にかかる費用。
一戸建ての場合は、主に固定資産税と修繕費用が必要となります。
特に注意すべきなのが、修繕費用です。
一戸建ての場合、長く住み続けたければ定期的にメンテナンスを行うことが必須になります。
基本的に、10年に1回のペースで修繕を行い、その時にかかる費用は約100万円です。
かなり高額な費用が必要になるため、計画的に修繕費用の積み立てを行いましょう。
ある調査では、修繕費用の積み立てを行った方は全体の10%未満でしたが、半数以上が修繕費用の積み立てを行うべきだったと回答しています。
焦らなくてもいいように、計画的に必用な費用の貯蓄は行っていきましょう。
一戸建て住宅を建てた人のブログ4選
ここからは、一戸建てを建てた人のブログを紹介します。
ブログはリアルな声が見れるので、大きな参考になるはずです。
1.お金のことも公開!!イシカワで頭金0♡のマイホーム
なんと頭金0で、2,600万円の戸建てを建てた方のブログです。
2,600万円とは思えないほど立派な住宅を建てられています。
お子様が3人いるのに、十分な空間や収納スペースがあり、予算を抑えたい方は参考になるアイデアをたくさん見つけられるでしょう。
気になるお金のことも公開されています。
2.毎日うち暮らし。
注文住宅の一戸建てを建てられた方のブログです。
ブログ主の方は、整理収納アドバイザーとルームスタイリストの一級を持っている方。
その収納テクニックが公開されているブログです。
また、減額のためになくした間取り公開など、一戸建て作りの参考になるポイントも多々あります。
3.義両親との二世帯同居の真実
戸建て住宅でも、二世帯同居を考えている方は注目のブログです。
なかなか明かされない、二世帯同居のライフスタイルが書かれています。
義両親に対する不満なども書かれており、本当に二世帯住宅は向いているのだろうかと考えさせられることでしょう。
4.心も体も暖かい家づくり
一戸建てを考えているなら、絶対にチェックしておきたいブログです。
とにかく参考になる情報にあふれています。
住んでよかった間取りや後悔した間取り、建築トラブル集、住宅メーカーの解説などがあります。
まとめ
最後まで読んでくださりありがとうございます!
一戸建てと一口に言っても、主に3種類ありましたよね。
最も自由性が高くなるのは注文住宅ですが、そのぶん価格も高くなります。
また、新築にこだわらず中古やマンションなどに目を向けるのもおすすめです。
広い視野を持つことで、マイホーム選びの選択肢も広がりますよ。
あなたが素敵なマイホームを選べることを願っています。
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