アキュラホームの注文住宅をプロが徹底解説!坪単価や評判と11の特徴

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<記事の情報は、2023年9月7日時点のものです>

アキュラホームはローコスト住宅の先駆け的存在です。

そんなアキュラホームの設立は1991年。

価格と価値の両立を実現するために、合理的なコスト管理を行い、品質の向上とコストダウンを追及してきました。

アキュラホームの社名は正確な・的確なという意味を持つ「Accurate(アキュレット)」に、品質、優秀性の意味を持つ「Quality」を関連付けた造語になります。

アキュラホームは2017年の第2回「ホワイト企業アワード」において、ホワイト制度部門大賞を受賞しており、2016年にはCSR(企業の社会的責任)部門、女性活躍部門でも受賞しており、社員の働きやすさを追求しています。

今回はそんなアキュラホームの注文住宅について解説をしていきます。

また本文に入る前に、家づくりにおいて最も重要なことを伝えさせてください。

マイホームを建てたい!と考えたら、何よりも先に始めなければならないことがあります。

それは、「出来るだけ多くの住んでいる地域に対応している住宅メーカーの資料集めすること」です。

ここだけの話、家づくりで後悔している人のほとんどは、この「住宅メーカーの比較」を怠っていたというケースが非常に多いのです。

例えば、5,6社見ただけで住宅展示場で一目惚れした家に決めてしまったり、営業の人の話に流されてしまったり・・・。

ほとんどの人にとって家は一生に一度の大きな買い物。

後から、改築や建て直しをすることになり、何千万円もの損をしてしまう方も実際に存在します。

そんな失敗をしないためにも、事前に多くの住宅メーカーのカタログを集め1度は比較してみることが何よりもまず最初にやるべきことなのです。

「でも数多くある住宅メーカーからカタログを取り寄せるなんて、時間もかかるし面倒くさい」

ほとんどの人がそう思うでしょう。

そこでぜひ活用してほしいのが、SUUMOのカタログ一括請求サービスとNTTデータグループが運営する家づくりのとびら

マイホームの建設予定地を入力するだけで、そのエリア対応の住宅メーカーのカタログをスマホから簡単に取り寄せることが出来ます。

SUUMOでは工務店を中心に、家づくりのとびらはハウスメーカー中心に無料で資料を取り寄せられます。

「予算的にハウスメーカーは厳しい。。。」

「絶対に知名度のある会社がいい!」

このように先入観を持つのではなく、まずは必ず1度出来るだけ多くの住宅メーカーに目を通して下さい。

最初は比較対象じゃなかった会社や、名前も知らなかった会社が実は自分たちにとってはベストな住宅メーカーだったという方は非常に多いです。

後から取り返しのつかない後悔をしないよう、面倒くさがらず資料を取り寄せてしまうことをおすすめします。

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それでは解説を進めていきます。参考にして下さい!

アキュラホームの注文住宅は高品質ながらも低価格!

アキュラホームでは住宅業界の高コスト体質に一石を投じるべく、高品質・低価格を実現する「適正価格」を打ち出しています。

高すぎる日本の住宅価格の適正化を進めるために、建築にかかるコストの単価を細かく分析し、無駄を省くことで大手ハウスメーカーよりも3割ほど費用を安くすることに成功しました。

この家づくりのノウハウをデータベース化したものが「アキュラシステム」になります。

内容は約2万項目にもおよび、全国の地域工務店やビルダーへの導入支援や経営支援などの活動を行っています。

また、アキュラシステムを導入した全国約250社で組織する日本最大の工務店ネットワーク「ジャーブネット」の運営も行っています。

このジャーブネットの組織力を生かし、建築資材や住宅設備などを共同で一括仕入れ・購入し、中間マージンのコストカットを実現しています。

また、下請けを介さず直接施工を行うことで無駄を省き、計画的な施工管理と材料の搬入を行い、現場での作業の効率化も図っています。

ローコスト住宅については下記の記事で詳しく解説をしています。

関連記事⇒ローコスト住宅の特徴とは?安い家ができる理由とプロが教えるメリット・デメリット

アキュラホーム注文住宅の坪単価

アキュラホームの坪単価は40~50万が相場になっています。

他の大手ハウスメーカーと比べ、高品質ながらも低価格を実現しているのが分かります。

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アキュラホームの11の特徴


次にアキュラホームの住宅の特徴を解説していきます。

1.アキュラホームの工法

アキュラホームの住宅は木造軸組工法で建てられています。

この工法のメリットは設計の自由度や間取り変更などの可変性が高いことがあげられます。

アキュラホームでは自由設計にこだわりを持っていることから、この工法を取り入れています。

また、長年日本で培われてきた伝統的な建築工法であり、その都度改良が行われているため、耐震性の強い住宅を作ることができます。

2.アキュラホームの断熱材と性能


天井に厚さ90㎜の14K高性能グラスウール、壁に90㎜の14K高性能グラスウール、床には42㎜の発泡ポリプロピレンを使用。

窓には遮熱型・断熱型の2種類のLow-E複層ガラスを採用し、高気密・高断熱の住宅を実現しています。

断熱材については下記の記事で詳しく解説をしています。

関連記事⇒断熱材にはどんな種類があるの?7つの種類別に価格や性能をプロが徹底比較

3.アキュラホームの基礎

鉄筋コンクリート造の布基礎を採用しています。

砕石を120mmの厚さに突き固め、その上に幅450mmのフーチングを設置し建物の荷重を分散させています。

基礎の鉄筋ユニットは縦横に鉄筋を配置しており、コンクリートの力を強くしています。

また、全棟で地盤調査を行っており、地盤の状態に応じた基礎の仕様や地盤改良工事の提案をしています。

4.アキュラホームのマルチストロング工法

アキュラホームの住宅では、独自の「マルチストロング工法」の採用により、住宅性能表示制度の耐震性能において最高等級3を取得しています。

住宅性能表示制度については一般社団法人住宅性能評価・表示協会が公開している下記イラストが参考になります。

出典:住宅性能表示制度|一般社団法人住宅性能評価・表示協会

まず耐力壁には、東京大学と共同開発した「ストロングウォール」が採用されています。

国土交通大臣の認定も受けており、一般的な耐力壁と比べて4.5倍相当の強度があります。

さらに石膏ボードと組み合わせることで、耐力壁の強さを表す壁倍率において、最高値となる壁倍率5倍認定を取得しています。

このストロングウォールを活用することで、大空間の実現や間取りの変更にも柔軟に対応ができるようになりました、

また、建物を固定する金具には、指定検査機関で品質・性能が認定された「ホールダウン金物」が使用されています。

これは補強金物のひとつで、台風や地震の際に建物に大きな力が加わることで、柱が土台や梁から抜けるのを防ぐための金具になります。

さらに床には「トリプルストロング床」を採用。

剛床構造になっており、梁の上に構造用合板を敷き、釘と接着剤で密着させています。

風や地震の際の水平荷重に対して強い力を発揮し、床が変形するのを防ぎます。

このトリプルストロング床では、品確法性能表示における存在床倍率が3となり、一般的な施工の床が0.5倍から0.8倍なのに対して、3倍の強度になります。

言うまでもなく、耐震は家づくりにおいて非常に重要度の高いファクターでもあります。

アキュラホームの資料では耐震対策にも明記されているので必ずチェックしておくようにしてください。

5.アキュラホームで採用しているS&Iテクノロジー


アキュラホームでは、建物のスケルトン(構造躯体)とインフィル(内装・設備)を分離して作るS&I(スケルトン&インフィル)の技術を標準仕様で設けています。

この技術を使うことにより、吹き抜けなど、ゆとりのある大空間を作りながら、耐震性の高い住宅づくりを実現しています。

また、ライフスタイルの変化に伴うリフォームや設備のメンテナンスが容易で、間取りの自由度が高くなるのも特徴です。

このS&Iテクノロジーを活用することにより、建物を長期的に有効利用することが可能になります。

その他に、将来のリフォームに対応するために、間取り変更を容易にする間仕切り壁「ライフサイクルウォール」、住宅の基本寸法を尺モジュール(910mm)とメーターモジュール(1000mm)から選択できる「パーソナルモジュール」

動く収納で空間を仕切る「ムービングクローク」、収納の奥行きを1ミリ単位で設定でき、簡単な工事で用途の変更もできる「スマート・クローク」などがあります。

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6.アキュラホームの換気システム

第3種換気の24時間換気システムを採用しています。

給気は自然換気、排気を機械による強制換気で行っています。第3種換気方式はメンテナンスがしやすく、設備費用や毎月のランニングコストが安くなるといったメリットがあります。

7.アキュラホームのシックハウス対策

ホルムアルデヒドなどの化学物質が原因とされているシックハウス症候群。

アキュラホームでは、ホルムアルデヒドの放散量が最も少ない最高水準のFフォースター建材が標準仕様となっています。

また、壁紙の接着にはホルムアルデヒドを含まないゼロホルマリンの接着剤を使用し、壁紙にはSV規格を採用して安全性を証明しています。

これにより、住宅の品質確保の促進等に関する法律(品確法)に基づく住宅性能表示制度で、ホルムアルデヒド対策の最高等級を取得しています。

シックハウス対策に関しては国土交通省もHPで公式に注意喚起及び対策を公開しています。

参考⇒建築基準法に基づくシックハウス対策について|国土交通省

8.アキュラホームの通気工法

壁体内の結露防止対策として、外壁通気工法を採用しています。

この工法では、外壁の内側に高性能の透湿防止シートを張って壁を覆っています。

さらに外壁との間に外気が流れる層(通気層)をつくり、軒天部から湿気を含んだ外気を放出しています。

これにより、壁内の湿気を取り除き、建物の耐久性を保つ役割をしています。

また湿気がたまりやすい床下には、基礎全周換気工法を採用。基礎と土台の間に基礎パッキンを取り付け、自然の気流により新鮮な外気を床下に取り入れています。

これにより床下の乾燥状態を保ち、木材を腐らせる腐朽菌やカビの発生を防いでいます。

基礎は地盤面から400mmの高さに設定されており、従来の換気方法と比べて1.5倍から2倍の換気能力があります。

また、二重の湿気対策として、床下に薬剤入りの防湿シートを敷き詰め、その上にコンクリートを打って地盤面からの水蒸気の発生を抑えています。

9.アキュラホームの商品ラインナップ

アキュラホームのコンセプトは「住みごこちのいい家」。

様々な商品がラインナップされています。

大収納のある家

1階と2階の間に天井高1.4mの大収納スペースが作られた住宅です。

床面積が2階床面積の2分の1未満であるため、居室とみなされず容積率にも算入されません。

またこれにより高さ最大4.2mの吹き抜けリビングを作ることが可能になっています。

ZEHの家

ZEHとはネット・ゼロ・エネルギー・ハウスの略で住宅の断熱、省エネ、創エネにより年間の一時消費エネルギーをゼロ以下にすることを指します。

アキュラホームではわずかな設備の変更、追加によりZEH仕様の住宅に対応できます。

ZEHの家では太陽光発電、蓄電池、オール電化、HEMSなどの仕様になります。

賃貸収入のある家


自宅と賃貸物件を併用した住宅や単身向け・ファミリー向けの賃貸住宅をつくることができます。

1・2階を使用するメゾネットタイプの賃貸住宅も建築可能です。

平屋の家

軸組工法だから実現可能な大空間のLDK。

バリアフリーにも対応しています。

二世帯同居の家

二世帯住宅でそれぞれのプライベート空間を確保できます。

子供さんの成長にあわせて1部屋を2部屋に変更することも可能です。

大容量の収納が備え付けられています。

三階のある家

都会の狭小地に適した住宅です。

太陽光発電の家

太陽光発電とオール電化仕様の住宅です。

収納上手の家

屋根裏に天井高1.4mの大収納があります。

2階にも大容量の収納を備えています。

空間上手の家

制限の多い都市部で敷地を効率的に使うためにつくられた住宅です。

シンプルな室内とデザイン性を重視した外観が特徴です。

空間上手Ⅱの家

空間上手の家をもとにした3階建住宅です。

2階にLDKが配置されているのが特徴です。

愛犬と暮らせる家

におい対策や掃除のしやすさ、傷のつきにくい素材選び、間取りなど、愛犬と暮らすために必要なことを考えた住宅です。

木和美

日本の伝統的な建具、左官壁、匠の技などをとり入れたデザイン性の高い住宅です。

本格庭園や坪庭をつくることもできます。高価格住宅のAQレジデンスもあります。

10.アキュラホームのアフターサポート・保証

夜間・早朝にかかわらず、住宅の水漏れや設備のトラブルなどに年中無休で対応する「アキュラライフサポートシステム」があります。

住宅保証では建物の主要な構造部分を35年間長期保証しています。

保証には引き渡し後に1回目、1年、2年、5年、10年の無料点検と、10年目以降の点検時に補修が必要な箇所の有償メンテナンスを実施する必要があります。

その他に地域に密着したサービスとして「住まいのお手入れ講座」を開催したり、「永代見守り活動」を実施して、住宅を購入した方への積極的な訪問活動を行い、コミュニケーションを図る取り組みも行っています。

ハウスメーカーのアフターサービスについては下記の記事で詳しく解説をしています。

関連記事⇒ハウスメーカーのアフターサービスはひどい?プロが教える保証内容やメリットと注意点

11.アキュラホームはダブルチェック体制を実地

基礎工事の際の配筋検査、上棟後の構造検査、工事終了時の竣工検査などの際に、自社の検査員だけではなく、第三者機関による検査も実施しています。

現場監督によるチェックの他に検査員や第三者機関が立ち合い、厳しい視点で住宅の品質のチェックを行います。

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アキュラホームの注文住宅まとめ

「品質も価格もあきらめない」の言葉通り、品質の向上とコストの削減に力を注いでいるのが良く分かります。

また長期優良住宅に対応していることからも、その品質の高さが証明されています。

商品名も分かりやすく、自由設計なので必要なオプションを選択して、自分好みの家に仕上げることができるのも良いですね。

価格にも品質にもこだわりを持つ方にピッタリの住宅だと言えます。

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