ヤマダ・エスバイエルホーム~坪単価と5つの特徴からプロが辛口評価

ヤマダ・エスバイエルホームの坪単価や特徴をプロが解説!

ヤマダ・エスバイエルホームは、家電量販店最大手のヤマダ電機のグループ会社になります。
歴史は古く、昭和26年に三成建築工業株式会社を設立。何度か社名変更を経た後、平成23年に株式会社ヤマダ電機と資本・業務提携をしました。

その後、平成26年に社名を株式会社ヤマダ・エスバイエルホームに変更して、現在に至る老舗住宅メーカーです。
平成28年に本社を群馬県に移しましたが、もともと大阪に本社があったため、関西圏で強い人気を誇ります。

社名の由来

社名の「S×L」ですが、「S」は「スペース(空間)」、「L」は「ライフ(生活)」を表しています。

人が住むためのハードとしての生活と、ソフトとしての空間を掛けわせ、「×」(バイ)の発想で融合させ、新しい生活価値を創造する
という意味があります。

事業内容は、注文住宅事業、リフォーム事業、土地分譲・戸建分譲・仲介事業、土地活用・賃貸経営サポート事業、スムストック、不動産売買サポート、代理店事業などを展開しています。

坪単価

気になる坪単価ですが

55万円から65万円

が一般的な相場になっています。

それではヤマダ・エスバイエルホームの特徴を見ていきましょう。


家を建てる時は、土地探しや住宅ローンよりも

まず1番先に、複数のハウスメーカーや工務店のカタログ集めから始めるのが鉄則です。

『興味がなかったハウスメーカーが実は予算もデザインも優れていた。』

『憧れていたハウスメーカーが実際には理想とかけ離れていた。』

このようなケースは珍しくはありません。

家は一生に一度の大きな買い物。慎重すぎるくらいで構いません。

実際、ハウスメーカー選びを正しく行わずに1,2社だけで決めてしまった方の多くが後から取り返しのつかない後悔をしています。

ホームズが運営しているLIFULL HOME’Sでは予算や家の特徴、エリアから気になるメーカーのカタログを一括請求できます。

無料で使えますし、入力も簡単でパソコンやスマホから簡単に利用できるので面倒な手間が省けます。

後悔のない家を建てる第一歩として『カタログ集め』は必ずしておいてください。


1.構法

・S×L構法(木質パネル一体構法)

S×L構法が主力になっており、合板と枠材を接着剤で固定して一体化させる構法です。

ヤマダ・エスバイエルホームでは、独自に開発した「ストレストスキンパネル」と呼ばれる木質接着パネルを使用しています。
このパネルを使って、壁と床を一体化させて六面体の箱を作り、外部からの強い力を大きな面で支えます。これを「ストレストスキン効果」と呼んでいます。

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ちなみにストレストスキンパネルは、普通乗用車9台分の重さにも耐えられる強度があるそうです。凄いですね・・・。

合板と枠材を接着する際に使用している接着剤は「水性高分子イソシアネート」です。
高い耐久性(耐用年数が100年相当)があり、ホルムアルデヒドなどの有害物質を出さないので環境にも優しい接着剤です。

構造材はカナダから輸入されており、2×4材の中でも25本に1本しか採れない、貴重な「J-GRADE材」を使用しています。

・S×L -Wood構法(木造軸組構法)

S×L -Wood構法の構造材は、高い強度の集成材「エンジニアリングウッド」を使用しています。引っ張りの強さは鉄の4倍、圧縮の強さはコンクリートの5倍。
乗用車約6台分の荷重に耐える強さがあります。

さらに耐力壁は壁倍率2.5を超える強度。
この構法は「アステア」「都市型3階建住宅ヴィレンツ」に採用されています。

・GA構法木造(木造ラーメン構造)

3階建て住宅に採用されている耐力フレームを使った木造ラーメン構造です。

階高が最大約4.5m、車3台分のビルトインガレージもつくることができます。
都市部の狭小敷地などで建てられる構法です。

・HYT(ヒット)構法

木造軸組工法で木質接着パネルと軸組工法を組み合わせたハイブリッド構法です。
設計度の自由度が高く、吹き抜けや大開口などの空間を作りだすことができます。

2.住宅機能


壁内換気システム

木造住宅の劣化を早める最大の原因が「湿気」です。
最近の住宅は高気密・高断熱のため、壁の中に湿気がたまり、結露の発生がおこりやすく

なっています。この結露が原因で構造材が腐り、どんどん建物の老朽化が進みます。

「壁内換気システム」では、結露の発生を抑制するための様々な工夫がなされています。
まず、床下に設けられた空気導入口から、乾燥した空気が壁の中(構造パネルの内部)を通ります。

壁内は小屋裏と空間でつながっていて、小屋裏から生じる気圧の差によって、引っ張り上げられ、湿気を取り込みながら上昇します。
湿気を含んだ空気は、最後に最上部の換気トップから屋外へ排気される仕組みになっています。

暖められた空気が上昇する自然のエネルギーを応用したシステムです。
これにより住宅を結露による内部腐食から防ぎ、常に乾燥した状態を保つことできます。湿気を好むシロアリ対策にも有効です。

壁の中を空気が通るので、外壁から入る熱が減少し、夏場も涼しい住環境を保つことができます。
また、外壁と構造パネルとの間に通気層をつくる「外壁通気工法」との併用により、住宅性能表示項目「劣化対策等級」の最高等級3を取得しています。

この壁内換気システムは、ヤマダ・エスバイエルホームの商品すべてで採用されています。

・邸別高耐久化システムLOOP

LOOP(ループ)の特徴は

① 壁体内換気システムで内部結露から建物を守る
② 「ドライセル」と「耐湿パネル」の採用で、木の乾燥状態を保ち高い耐久性を維持する。
③ 「Revoみえる図」により、将来の含水率が高くなると思われる部分を予測できる。
④ Lupe(ルーペ)と呼ばれる点検口を取り付け、構造躯体の内部の点検を簡単にすることができる。
これにより、住まいの長寿化を実現することができるのが特徴です。

3.住宅性能


・断熱
断熱材はポリスチレンフォーム、窓はLow-E複層ガラスと樹脂複合断熱サッシを使っています。これに全熱交換型換気システムを加えた「ウェルネス断熱」があります。
エアコンで調節された室温を逃がさず、高性能フィルターを採用することで花粉などもカットできます。窓を開けずに換気することができるので部屋干しにも最適ですね。

・耐震性
ヤマダ・エスバイエルホームの建物は、阪神・淡路大震災の際に、半壊・全壊の被害が全くありませんでした。

S×L構法では、中高層の建築物に適用されている構造強度判定方法「限界耐力法」をもとにした、エス・バイ・エルΣ構法という設計システムを採用しています。連続加震実験では阪神大震災を上回る揺れにも耐え、高い耐震性を証明しています。

住宅性能表示制度「構造の安定」の最高等級にも対応しています。

・防火・耐火性能

外壁は防火サイディングやモルタル壁。内部には不燃性ロックウール、石膏ボード、ファイヤーストップ材を2重、3重にあわせています。
住宅金融支援機構の「省令準耐火構造」・「準耐火構造」の承認や認定を受けています。

・基礎

MS基礎を採用しています。
MSとは「安定材付きベタ基礎」の意味です。

基礎は鉄筋コンクリートのベタ基礎で、地盤の土を掘って地盤改良材を入れて埋め戻し、スタビライザーと呼ばれる地中壁を作ります。その上に基礎を構築する工法です。
不同沈下が生じにくい、地震による基礎の変形が生じにくいなどの特徴があります。
そのほかに鉄筋コンクリート連続造布基礎も用意されており、地盤の状況に応じて最適な基礎方法を決めてくれます。

3.シックハウス症候群対策


ヤマダ・エスバイエルホームでは、業界に先駆けてこの問題に取組んでいます。
シックハウス症候群は、新建材と呼ばれる建築材料や、塗料に含まれる揮発性の化学物質が室内を汚染することで発症する症状だと言われています。

頭痛やのどの痛み、めまいや吐き気などの症状が出るなど、日常生活に支障をきたします。
近年では住宅の高断熱、高気密化が進み、さらに問題が大きくなりました。

クロスやクロス接着剤、内装材、キャビネットや建具、構造材などの住宅全体のホルムアルデヒド排除を実現しています。

4.その他の特徴

・Smart収納

主力商品「ニューオーセント」では、ヤマダ・エスバイエルホームの女性活躍推進チーム「女性意見を活かす商品開発活動」が開発した、「キッチン収納KISS」・「リビング収納」・「おでかけクローゼット」・「美楽洗面収納」「なんでもボックス」「マグネット用パネル」を採用しています。

女性ならではの視点から“かゆいところに手が届く”収納を提案しており、好評を得ています。

・スマートハウス

光熱費ゼロを実現するスマートハウス。
太陽光発電システム、家庭用リチウムイオン蓄電池、IHクッキングヒーター、エコキュート、LED照明、EV/PHV充電用屋外コンセントの仕様になっています。HEM(ヘムス)でパソコン、タブレット端

末を使って、部屋ごとの電気使用量が確認できます。
このスマートハウスは、ヤマダ・エスバイエルホームの注文住宅すべてで対応可能なのが特徴です。

・長期優良住宅

ヤマダホームは長期優良住宅に積極的に取り組んでいる企業です。
長期優良住宅とは、長期にわたり住宅を良好な状態で長持ちさせるために、必要な基準を設けてその基準をクリアしたものです。

長期優良住宅では補助金、減税、優遇制度があり、様々なメリットを受けられます。

・スムストック

住宅メーカー10社からなる、優良ストック住宅推進協議会に加盟しています。
認定された建物は住宅の資産価値が従来のものより、下がりにくくなるメリットがあります。

5.アフターメンテナンス、保証、サポート体制

・アフターメンテナンス
建物を引渡し後、3ヶ月、1年、2年、5年、10年の定期訪問があります。

・保証

超・長期保証制度「新・住まいの生涯サポートシステム」を運用しており。初期保証30年目以降の保証を、10年毎に更新できるシステムになっています。
初期保証はそれぞれ、建物の構造体は30年、外壁・屋根の防水は20年、ベランダ・屋上の防水は15年、虫害(シロアリ)は10年となっています。

また、30年目以降の保証を受けるには

・指定の無償定期点検(1年、2年、5年、15年、25年)
・30年目の有償定期診断(10年目・20年目は無償)
・維持補修に必要な有償メンテナンス
を受けることにより、延長が可能になります。

保証更新5年後の点検は無償で行います。

・S×L住宅設備延長保証システム
エアコン、レンジフード、換気扇、給湯器、コンロ、洗浄便座を引き渡し後10年間保証。保証期間中に故障した場合は、何度でも無償で修理対応が可能になっています。

・サポート
24時間メンテナンスコール「サポート24」
設備の故障や水漏れなど、住宅のトラブルが発生した場合、24時間受付をしています。夜間でもオペレーターが対応し、緊急を要するトラブルの場合は業者の手配も行ってくれます。

ヤマダ・エスバイエルホームまとめ


創業時から木に強いこだわりを持っており、現在のヤマダ・エスバイエルホームにも受け継がれています。
会社に企業設計家が在籍し、こだわりのある個性的な注文住宅をつくっているのも魅力的ですね。それは、オリコン日本顧客満足度ランキング【ハウスメーカー(注文住宅)部門】の「デザイン満足ラン

キング」で、47社中6位にランクインしていることからも実証されています。
平屋建て、2階建て、3階建てに関係なくスマートハウスに対応。指定の設備を10年間保証というのは、親会社がヤマダ電機ならではの発想ですね。

また、女性が働きやすい環境を目指して様々な取り組みを行っており、社会貢献にも積極的に取り組んでいるのがわかります。

※記事中の画像はあくまでイメージでありヤマダ・エスバイエルホーム様とは一切の関係がございません。

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